おかんが借金を作って失踪したという事実は、おっさんの中ではもう笑い話になっているのですが、「自分がおかん同様にお金にだらしない人間なのではないか?」という疑いをおっさんの心の中に残してしまっています。
そんなわけで予算をつけて、予算の範囲内でないと、出費がおっさんの気持ちの負担になります。
最近の冷えこみに対しても冬のボーナスが入るまで、ホットカーペットや電気毛布だけで我慢していこうと思っていたのですが、「たぶんまなさんは寒いやろうなあ」と思うと「なんのために日々働いとるんじゃ!こんな時のために貯蓄分を切り崩したらいいんや!」と思い切り、貯蓄から今冬の灯油代の予算(5万円也)をつけて、さっそく今日は灯油を2缶分購入してきました。
しかし、そのせいで銀行預金の額が、おっさんが最終防衛ラインと考えていた額に、ぴったりとはりついてしまい、おっさんの気持ちが落ち着かなくなってしまいました。
「給料日まで、もう無駄な出費は絶対あかんぞ!」
と自分を戒めるのですが、給料日までもう3日しかないやんけ。おっさん落ち着け!
「最終防衛ライン」に預金額がはりつくということは、この半年は収入を支出が上回っているんじゃなかろうか?
そんなにお金、使ったかなあ?
おっさんのマインドセットにも問題があるけど、そもそも収入が少ないことが問題だよなあ。
でも暖房を入れたら、さっそく近頃は姿を見せていなかったお風呂の入り口のまなさんハウス(ハウス型のペッドベッド)に、まなさんが入りこんでいたので、きっとおっさんのしたことは正しいのです。
ごめんな、まなさん。
おっさんがケチで。