購入から5日、「謎ときサリンジャー」を読み終えました。
最近、こんなに早く読み終えた本はないです。
もうそれだけでこの本の伝わるのではないかと思います。
ものすごい、おもしろかったです。
おっさんは超ダメ、ダメな字面だけ追う、しかも内容を読んだ端から忘れていく読んでる意味ある?系の文学青年だったのですが、文学を深く読むというのは、こんなにおもしろいものなんですね。
(当たり前か。知らないことを知るということは本質的に楽しいものだからな)
サリンジャーって奇矯な人物という印象で、もっと感情に任せた文章を書いているのかと思っていましたが、この本を読んで非常に計算しつくされた文章を書く人物なのだなと印象が一変しました。
この本、本当に良かった。
近々、サリンジャーの小説の方も読み返したい。
次は「自分で考える勇気」を読む予定。
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