「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

「曾国藩」を読み終えるーーー読書量を増やすための読書記録50

いつから書いてないのかと思えば、「謎ときサリンジャー」から書いてないのか、読書記録。実はその前後にそこそこ本を読み終えています。いかん、いかん。

 

 

なんでもためるからこなすのが難しくなるんだから。

 

oldtypeossan.hatenablog.com

 

 

 

で、その曾国藩、おっさんが高校生の時の世界史の教科書では、郷勇の代表として、曾国藩の湘軍、李鴻章の淮軍」が並列で記されていましたが、太平天国の乱で長きにわたり戦ったのは、曾国藩率いる湘軍の方で、大詰めで弱体化し、数も足りなくなった湘軍を補う形で淮軍が整備された様子。

 

 

あと「郷勇」という響きから田舎の科挙に受からずに埋もれていた人物だろうと思っていた曾国藩は、中央政府で礼部侍郎(正二品官)まで経験したかなり高位の官僚であるというのが、そもそも驚きでした。

 

清朝の官職 - Wikipedia

 

まあ、そのあたりはおっさんの清末の近代中国に対するおっさんの知識不足が如実に現れている感じで、西太后が咸豊帝の后であることもわかってなかったし、「同治中興」とか「洋務運動」とかも世界史の用語としては知っていたけれども、時間的流れで理解しているとは言い難くて、本書の中で読んで改めて「ああ、そうやったっけ?」となった次第。

 

ja.wikipedia.org

 

kotobank.jp

 

ja.wikipedia.org

 

あとおっさんは、辛亥革命を経て、中華民国政府が統制が取れなくて軍閥が割拠する状態になっていった経緯なんかも全然理解できていないので、同じ著者の「李鴻章」、「袁世凱」も併せて読もうと思いました。