もうすぐプライムからはずれるとの通知があり慌てて見た「藍色夏恋」。
むちゃ良かった。
途中まで「なんや結局は甘い青春映画か」と思っていたけど、「秘密」の打ち明けあいをしてから「おっ」となって、孟克柔(モンコウロウとカタカナでふりがなをつけちゃうぞ)役の桂綸鎂(グイ・ルンメイ)の危うさに惹きつけられる。
そこからぶつかりあいがあって、ラストの孟克柔の「1年後、3年後、5年後・・・」のモノローグなんかキュンキュンくるね。
ラストシーンとオープニングシーンが対比になっているのがいいし、なにも見えなかった孟克柔が少なくともなにか見えるようになった。ほんまもう、キュンってくるで。
しかも本来なら重いテーマをさらっと、でも軽薄な感じではなく扱っていて、それが却って豊潤な感じがする。って、歳をとったおっさんには、そんな書き方しかできないのです。
思い出したのは、映画と漫画の「桜の園」と「ラヴァーズ・キス」。
体重が減って活力が出てきたので(と言いながら、今日も午前と午後に2回も昼寝をする始末)、読書も映画の視聴も再開したいと思うおっさんでありました。