おっさんが小学2年生のときに学校の参観(といっても父兄相手ではなく、教育委員会か同じ小学校の先生が対象だったと記憶してます)で朗読した「スイミー」。
おっさんの娘さん(いま小学1年生)も同じように「スイミー」を読むのかな?と思ったら懐かしくて購入してしまいました。
でも、おっさんの中では冒頭
「おおきな うみの どこかに、ちいさな さかなの きょうだいたちが、たのしく
くらしていた。」
と記憶していたのに正しくは
「ひろい うみの どこかに、ちいさな さかなの きょうだいたちが、たのしく
くらしてた。」
でした。
「でて こいよ。みんなで あそぼう。おもしろい ものが いっぱいだよ!」
っていうところは、感情をこめておもしろく誘う感じを出すために何度も練習したのを覚えているなあ。
とはいえ、記憶から抜けているシーンもあり、訳が谷川俊太郎であることには再読して気づきました。
おとなになってから読むと、みなで集まって大きな魚をよそおうっていうのは、なんだか「リヴァイアサン」みたいですね。
小さな魚(国民)もまとまって戦えば、大きな魚(権力)も打ち負かせる、みたいな民主主義的教訓?を含んでいるんでしょうね、きっと。
だとすると、いまの教科書でははずされているのかな。
もう一冊は「人身売買」。
Twitterでなんどかタイムラインに流れてきて興味を持ったので購入。
おかしな言説を垂れ流している人たちも読むべきだと思うけど、読まないよなあ、絶対。
その1~6