「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

おっさん、堺市の実家から和歌山の自宅まで折りたたみ自転車で戻ってきて地獄を見る

先日(ぼかして書いてもInstagramの日付を見れば、わかってしまうか)、堺市の実家に電車で帰ったおっさん。

 

 

折りたたみ自転車を輪行袋につめて持っていき、そこから折りたたみ自転車で帰ってきました(予定では楽勝のはずでした)。

 

 

 

あまり実家近辺からだとなんなので、少し離れたランドマーク仁徳天皇陵前からスタート。

 

 

浜寺公園前のチンチン電車の停留所「浜寺駅前」に到着(すでにこの時点で汗だく。でもそれは大して問題でなかったりします)。

 

 

 

 

原付で実家に帰るときには、通り過ぎるばかりで気にはなっていたものの、見たことのなかった岸和田の駅前商店街を見物。

 

 

Instagramにも書きましたが、朝ドラ「カーネーション」の最初の舞台はこのあたりで少しはそれが感じられるものがあるかな、と期待していたのですが、もう何もありませんでした。

 

 

コープ貝塚内のイートインスペースで休憩。

水分補給と軽く食べたのですが、長い長い休憩がおっさんのやる気が落ちていることをあらわしています。

 

 

 

 

もう田尻あたりで、サドルに当たるお尻の痛さと、ペダルをこぐひざと股関節の痛さが大変なレベルでした。

 

 

ちょっとした振動でお尻が痛く「うっく」なんて声を上げてみっともないたらありゃしない有り様。田尻漁港脇で夕日を眺めたのも、上を通る橋梁を登るのが嫌で、迂回ルートがないか確かめたかったからです(でも、この時点ではまだ橋梁を足をつかずに登り切っているので、あとから見るとまだ余力があったということです)。

 

 

 

孝子峠を越える自信が全くなく、海岸沿いの大川峠を越えるべく淡輪あたりから海岸沿いに入ってきて、深日に到着。

 

 

その後、大川峠どころか、その周辺の小さな坂ですら、足をつかずに登りきれず、自転車を押して登る始末。うすみっともなくて、自分の中のテンションが落ちきってしまいました。

 

 

全体の敗因としては、

1.以前、真夏の京都の下鴨の古本市を見たあと、京都から大阪まで折りたたみ自転車で帰ってきたので、今回もいけると甘い見通しがあった。

 

2.近頃自転車に乗っていないのに、まだ体の中には乗っていた頃の感覚が残っているだろうとの体力低下の実感がなかった。

 自転車に乗っていて、これほどひざやお尻が痛くなったのは橋本への往復の100kmランのときでもなかったことで、あまりにもひどかった。

 

3.それなのに、昼食も夕食も、途中の規則正しい休憩も、全部きちんと取れていなかった。

 

4.そもそも全体で65km弱を5時間で走れるという希望的観測に対して、実際は8時間もかかってしまったという現実の体力に対する認識不足。

 

 

雑魚すぎて、書いていてつらくなってきましたが、まあこれが現実というものでしょうか。冬のボーナスをもらったらシフトワイヤーが切れてから自宅でホコリをかぶっているクロスバイクを修理して、また乗ります。

 

 

ひとつ驚いたのは、実家に帰ると父親が釣りに行っていた場所が、釣り禁止になり入れなくなったとのことで、クロスバイクを購入していたこと。

 

父親のクロスバイク

 

毎日1時間30分ぐらい乗っているそうです。

たぶん、俺のほうが早く死ぬな。

この父親、50代から「うちはガン家系で早く死ぬ」が口癖なのですが、もう80歳を越えてまだ元気そうです。父の兄弟はもう全員亡くなってるんですけどね。