今年は春のみやこめっせの古本市に参加することができました。
春の岡崎あたりは緑と水が本当に気持ちが良いですね。
といいながら建物の中に入って古本を選ぶわけですが。
今回はいつもの参加者の一人が、大学のサークルの後輩の方を複数名連れてこられて、コミュ障のおっさんはめちゃ緊張。おっさんはコミュニケーションが苦手ということに加えて、会話の話題が全くないので、とてもしんどい。
ヤナギブソンの「誰が興味あんねん!」みたいなことしか言えないのです。
そんなわけでグループ内の空気と化していたので、買った本の紹介。
「戦時下の大衆文化」。
Amazonのほしいものリストに入れていたのですが、いっとき在庫がなくなっていたので、古本市で買えて得した気分です(いまはAmazonの在庫は復活してますね)。
「中国政治論集」。
昨年の秋の古本市で、全集のうちの一冊を購入した宮崎市定先生。
端本で全集を揃えていくのも楽しいかなと思ったりしますが、今回は文庫の一冊を購入。
最後は「ローマ五賢帝」。
以前持っていたものを古本市で購入したのですが、いまは学術文庫に入っているようですね。
ローマ五賢帝なんていうと歴史上の古臭いもののような気がしますが、近年はドラマをきっかけにして五賢帝のひとり、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの「自省録」が注目されたりして、教養や知識というのはおもしろいものだなと思います。