先日、おっさんの施設の入所者さん、加齢のために系列の特別養護老人ホームに移行されました。
50年近く、おっさんの勤める施設で生活しておられたとのことで、なぜ50年前に障害者施設に入られなかったのかという疑問は残るのですが、もうこの施設という世界しか知らない人を、別の場所に追いやってしまったような気がして、気がひけるというか、やるせない気持ちになるというか。
でも、施設のご飯を食べなくなって、経口摂取の栄養ドリンク剤やゼリーでなんとかカロリー補給、おまけに夜もなぜかベッドで寝なくなり、車イスで過ごすと大声を出して主張されるありさまだったので、しょうがないといえばしょうがないんだよな。
まさに、夜勤のたびに「もしかしたら亡くなってるかも」と思いながら、おむつ交換してたもんな。
そのロシアンルーレットから解放されると思ったら、持病で定期的に手術のために入院していた別の入所者さんが、患部の臓器が悪くなっていて予定している処置ができなかった、心残しのないようにやりたいことがあったらしたほうがいいと、言われる状態で退院してこられ、新たなロシアンルーレットの始まり。
状態が悪くなってくると、高熱かつ振戦なのでめっちゃ怖い。
おっさんはその入所者さんの救急対応、夜間帯で3回経験しているのですが、命に関わると思うと、まじでプレッシャーが半端ないです。
つらいなあ。
ストレスが高くなると、おっさんのメンタルが先にやられてしまうような気がしないでもないです。