全然投資と関係のないYouTube動画を見ていたら、新NISAになって株の売買を始めたみたいな話から、値が下がったので買い増して50万円が51万円という結末(現在の評価高?)の報告がありました。
たしかに2%利益が出ているとはいえ、ど素人がナンピン買い?
怖いもの知らずというか、その銘柄に対する自信はどこから出てくるの?と思ったおっさんです。
それはさておき。
「ザリガニの鳴くところ」を読み終えて、読み始めた「国衆」。
「国衆」の定義は、
戦国時代において、およそ一郡ないしそれ以上の規模で、一円的・排他的な領国を形成し、一族や従来からの被官にとどまらず、周辺領主をも包摂して、領国内のすべての領主層を一元的な主従制・知行制による家臣団に編成し、その領国を全くの自力によって統治する領域権力
(P.16~17)
ということになるのだそうです。
この本は上の「国衆」の定義や、P.22~23にまとめられている戦国大名「論」の発展過程を記述しているところは、手書きのノートにまとめたいなと思っています。
このあたりを理解するといままで読んでわからなかったところや、これから先に読む本が理解しやすくなるのかなと思います。
以前、「享徳の乱」を読んでいまいちピンとこなかったのは、著者の峰岸純夫氏が提起されている「地域的領主」論を理解していなかったためなのかな、と思ったりします。
話を戻すと、本書の第二章「国衆の成立と構造」で上野国(こうづけのくに、現在の群馬県)岩松家の例をあげておられるのですが、その当主の岩松持国が、
って書かれているんですけど、右京太夫といえば室町幕府の京都の方では三管領である細川家の宗家が名乗っている官途で普通の感覚なら「いや、いや恐れ多くて名乗れません」とかなりそうだけど、さすがは鎌倉公方の支配する領域だけあって、恐れ知らずに名乗っているところがおもしろいです。
「ザリガニの鳴くところ」もやけど、とっくの昔に読み終わっている「足利将軍と御三家」も読書記録をつけないとな。今年は読書、がんばるのです。
まだ1月が終わっていないのに、「足利将軍たちの戦国乱世」、「足利将軍と御三家」、「ザリガニの鳴くところ」と3冊読み終わっているから、ちょっとペース早め?
いやでも、手書きの読書ノートも作ってスキャンしていこうと思っているから、そこはまだまだこれからやな。そうすると、従来の読書よりも知識のリンクがあがっていくと思うんよな。
2月7日:誤字修正