おっさん、例年、年の暮れに一升瓶を購入し、それを年越しの際にそば猪口一杯分飲んで、残りを翌年の料理酒に使い、たまに気が向けば呑んだりします。
お酒が好きな人には辛いお酒が好きな人が多いですが、おっさんはそれほど呑めず辛いお酒はあまり好きではないので、香りが豊かに感じる「紀伊国屋文左衛門」を購入しました。
大吟醸でも良かったのですが、料理酒に使うのに、大吟醸はやっぱりもったいないですよね。
去年の年越しそばは、十割蕎麦とか生麺とかの凝ったものではなく、普通の二人前の年越しそば。やっぱり育ちが貧乏なせいか、おっさんはうまいものより量が欲しくなるみたいです。なので、二人前。
しかし、去年の大晦日は昼に手羽元と厚揚げと大根を炊いたものを大量に作り、たらふく食べたので、二人前の年越しそばはちょっと重かったです。
手羽元はよく炊くので、それにはせずたまには粕汁でも作ればよかったなと、ちょっと後悔しました。豚汁はそこそこ作るのですが、粕汁なんか長く作っていないな。
豚汁も大鍋にかなり大量に作るので、そんなものを作ったときは昔知り合いに「一品ドカ食いは貧乏人、少量で他品目作るのが普通の家」みたいなニュアンスのことを言われたのを、少し懐かしく思い出したりします。
確かにおっさんは一品ドカ食いばっかりやわ。
貧乏は辛くて気が滅入りますが、健康だし良しとせねばならんのでしょうね。あとは、コロッと死ねることを祈るばかりだな。
1月8日:誤字修正