今日は自分が使っているGalaxyA32に最初から入っていた「S Health」というアプリを使って初めてサイクリングの記録をしました。
以前使っていたサイクリングアプリが使えなくなってからは全然記録をしていなかったのですが、最近「S Health」というアプリを触っていたら、「あれ?これサイクリングの記録を取れるんじゃ?」となって使ってみました。
精度なんかは結局携帯電話のGPSの精度に左右されるのでどうしようもないと思うのですが、目的地について一時停止しようと思ったら、もう「自動停止中」という表示になっており、ショッピングセンター内の本屋に寄った際も自動で停止していました。
このあたりは便利だなと思ったので、もともとある機能ですし、今後も使っていきたいと思います。記録として残るとなると張り合いが出るので、おっさんのサイクリングの頻度が少し上がりそうな気がします。
そして、サイクリングの帰りに立ち寄った本屋さん。今日は本屋は見るだけで買う気はなかったのですが、つい買ってしまいました。
泡坂妻夫さんの「生誕90年記念出版」ということで「ダイヤル7をまわす時」と「蔭桔梗」を見つけたら買わずにいられなくて、2冊買うならもう何冊でもおんなじやろということで、気になった他の2冊も購入しちゃいました。
おっさん、泡坂妻夫さんの「亜愛一郎」のシリーズが好きで、何度も読んでいるので上の2冊をうれしくて買っちゃいました。
泡坂さんの短編小説のうまさはほんとに衝撃だと思う。
おまけに長編だとトリックが一つなのでさすがに覚えられるのですが、短編集だとトリックが幾つもあり、おっさんの貧弱脳では覚えられないので、読み返すたびに「ああ、このトリック忘れてた」と再度衝撃を味わえます。
あとうまさだけじゃなくて、なんやろう文章が温かい感じがするんですよね。
文章が温かい感じがして好きなのは、宮部みゆきさんも同じだな。
温かい文章ってやっぱり書いている人間が温かい人間味がないと書けない気がします。
あとは「007ロシアより愛をこめて」と「政治家石橋湛山」。
「007」シリーズを読むなら、普通?は早川版なんかなと思うのですが、おっさんは「カジノ・ロワイヤル」を創元版で購入しているし、こっちで読もうと思いまして。いうても新訳が出ているのは2冊だけみたいですけど。
でも、早川文庫も電子書籍はともかく出版物(つまり紙の本)としては「007」シリーズを維持してない感じですよね。
おっさんは世代的なもんなのか、電子書籍で購入してもけっきょくほとんど読まないので、やっぱりリアルな本を買いたいですね。漫画は冊数が増えるし電子書籍でも読む気が出るのですが、活字のものだと電子書籍というだけで読む気は9割減ぐらいです。
石橋湛山については戦前、戦中の評論活動がおっさんとしても知ったきっかけですし、その戦後を先取りしたような内容にうなづかされる部分が多いのですが、政治家としても岸信介を総裁選で破って総理大臣になり、「石橋内閣が長く続いたら、自民党政治もいまとはもっと違っていたのでは?」と評されることもあるので、興味を持って読んでいきたいです。