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文和二年(1353)5月20日、鎌倉の龍口で北条時行・長崎駿河四郎・工藤二郎が処刑された(『鶴岡社務記録』)。北条時行は鎌倉幕府最後の得宗北条高時の遺児で、建武二年(1335)に建武政権に対する反乱を起こしたが(中先代の乱)、足利尊氏に鎮圧されたことはすでに述べた。
知らなかったなあ。中先代の乱で諏訪氏に担がれて登場したあと、おっさんがいままで読んだ本の中では登場してくることがなかったので、いったいどうなったんだろうと思っていたので、この本の中で武蔵野合戦で新田義興とともに戦ったことが書かれていた上に、最期までわかったのですっきりした。
観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書)
- 作者: 亀田俊和
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/07/19
- メディア: 新書
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