きのうになってようやく玄関ドアに貼っているカレンダーを今年のものに貼り替えたおっさんです。
もうね、おっさんみたいなロートル人間の場合、世間の流れの集団に遅れ遅れで付いていくのがやっとです。年が明けてもう10日も経つなんてうそみたいです。
それはさておき。
たぶん、前回の手帳購入時もそんな事を言ってたはずと思ったら、やはりそうでした。
もう年が明けているし、手帳はなんでもいいやと思い、書店に行ったら毎年使っているやつがまだありました。この手帳、毎年使っていて慣れているので、おっさんには使い良いのですが、大きさがもう一回り大きくならないかなと思うのです。
というのも、一緒に使っているシステミックノートと大きさが違いすぎて、使いにくい感じがするんですよね。
B5にしろとは言わないのですがもう一回り大きいと一緒に持ち運びしやすいし、 重ねて出しても、ずらして一緒に見るときに違和感がないと思うんですよね。
本の方は、まず第一に「鎌倉幕府と朝廷」。
「承久の乱」2冊と「執権」に続き鎌倉幕府の知識を深めようとの意図です。
しかし、2022年の大河ドラマが北条義時を主人公にするのには驚きました。
「平清盛」がかなり視聴率的に苦戦していたので、中世の入り口あたりは題材にならないと思っていたんですけどね。
2冊目は「中世社会のはじまり」。
五味文彦は「承久の乱」(文春新書)の著者、本郷和人の師匠(のはず)。たぶん院政期を中心に記述しているのかなと思ったので、「鎌倉幕府と朝廷」とあわせ技で、中世の入り口の知識を増やそうと購入。
3冊目は、「室町の覇者 足利義満」。
おっさんの中世史への興味の入り口は今谷明の「室町の王権」なので、足利義満関連はどうしても買いたくなってしまいます。「室町の覇者」ですからタイトル的にも「室町の王権」を意識しているのかなと思います。
4冊目は「海の地政学」。
おっさん、マハンの「海上権力史論」を読んですらいないので、地政学についての本を読むのは若干気がひけるのですが、「地政学入門」を読んだことがあるし、やっぱり読んでみたかったので迷った末に購入。
地政学といえばハウスホーファーの理論がナチスの「東方生存圏」の理論的背景であったこともあり、眉唾なような興味を惹かれるようなといったアンビバレンツな気持ちを抱いてしまいます。
5冊目、「アルジャーノンに花束を」。
言わずとしれたSFの金字塔。施設の入所者さんと話していて、その入所者さんが「賢くなってきます」というので(実際は白内障の手術なんですが)、「カニ味噌でも脳みそに足してくるの?」と冗談にして返したときに、「アルジャーノンに花束を」をもう一度読みたくなってしまいました。
6冊目は「はじめての短歌」。
これから先の人生、短いとはいえ楽しみ、趣味の一つも持ちたいということで短歌でも始めようかなと思い購入。目標は、宮中の「歌会始」に入選すること。
それは冗談として、短歌を通して18歳年上の男性と結婚した本上まなみのように、18歳年下の女性との結婚を目指します。
ちなみに本上まなみが「極私的京都」の中で詠んだ
「けきょけきょと踏むたびに鳴くこの廊下 下に住むのかうぐいすの友」
という歌を覚えているおっさんは偏執的なんでしょうか。
いやー、たいぶん本が溜まってきたので読まないとやばい。
今年は読書。がんばります。