「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

読書メモ「観応の擾乱」の3

P.198

文和二年(1353)5月20日、鎌倉の龍口で北条時行・長崎駿河四郎・工藤二郎が処刑された(『鶴岡社務記録』)。北条時行鎌倉幕府最後の得宗北条高時の遺児で、建武二年(1335)に建武政権に対する反乱を起こしたが(中先代の乱)、足利尊氏に鎮圧されたことはすでに述べた。

 実は時行はその後、建武四年以前に南朝に帰順していた。

 

知らなかったなあ。中先代の乱諏訪氏に担がれて登場したあと、おっさんがいままで読んだ本の中では登場してくることがなかったので、いったいどうなったんだろうと思っていたので、この本の中で武蔵野合戦で新田義興とともに戦ったことが書かれていた上に、最期までわかったのですっきりした。