先日、「ラヴソング」を見たおっさん。
なんだかAmazonプライムでアニメとか30分程度の映像しか見る気力がなかったのですが、一本見たことで購入して積んだままのDVDを見ようという気になれました。
そんなわけで大昔(約2年前)にレンタル落ちを購入した「ある愛の詩」を見てみました。
Love Story - Francis Lai (ある愛の詩)
テーマ曲がものすごく有名なので、誰でも一度は耳にしたことがあると思うのですが、おっさんは初見でした。
1970年の映画なので、もう50年前!の映画。
おっさんとほぼ同い年ですな。
Wikipediaによると、50年前アメリカでの上映を見た大林宣彦が「時代錯誤の純愛物」と感じたらしいので、やっぱり古めかしい感じがします。
50年前のアメリカってこんな感じやったんか、と思うとともに、貧乏といわれているヒロイン、ジェニファーの実家や、主人公二人の暮らしが、特段貧乏に見えないほど、現在の日本、ひいてはおっさんの生活が貧乏なんだなと、悲しくなります。
金銭面でいうと、私立学校の教師のジェニファーの給料が年3,000ドル、ジェニファーの病気の治療費として、オリバーが同名の父オリバーから借りる金額が5,000ドルなんですけど、当時見た人はどう思ったんですかね?
まだ固定相場制の時代なので1ドル=360円なので5,000ドルは180万円。目の飛び出るような金額だと感じたのだろうか?
音楽はフランシス・レイなんですけど、おっさんはフランシス・レイといえば「白い恋人たち」を思い出します。
「白い恋人たち 13 Jours en France」フランシス・レイFrancis Lai2
これもものすごく有名な音楽で、耳にしたことのある人が多いと思うのですが、おっさんは中学の時の芸術鑑賞でこの「白い恋人たち」という映画を見たことがあります。
でも、タイトルと裏腹にグルノーブルオリンピックの映像記録なので、淡々と冬季オリンピックの競技が流されて、正直あほな中学生が見続けられるようなものではないんですよね。
で、その映画を選定した先生が「タイトルと音楽だけで映画を選んですいません」と謝ってくれた思い出の映画です(笑