きのうから今日にかけての夜勤で、おっさんはついに救急搬送を依頼して、救急車に乗る経験をしてしまいました。
入所者さんの体調が不良で、とある数値がとても低かったので、施設の看護師に連絡、その入所者さんのかかりつけの病院に連絡しても、即応はできないということだったので救急搬送することになりました。
ほら、おっさん、直前のブログにも存在感を薄くして存在していると書いたように、普段影のようにひっそりと生存しているので、全然救急を依頼する場で積極的な位置を占めたことがありませんでした。
そんなわけで、救急搬送、もっとパニックになるかと思いましたが、まあ意外に平静でした。夜勤帯で判断する職員が自分しかいないというのも原因の一つでしょうし、あんまり寝ていないので判断力は鈍っているものの、感覚もいい具合に麻痺して、敏感でないので平静で居られた部分もあるように思います。
救急隊員は
「家族さんにいつでも電話に出られる態勢で待機してもらってください」
と言うし、病院の救急スタッフは、
「家族さんに病院に来てもらってください」
と言うしで、どっちやねんと若干おっさんがいらだつ場面もありました。
病院の救急スタッフでも必ずしも落ち着いている人ばかりじゃないんですね。「家族さんに病院に来てもらってください」と言ったスタッフさんは必死こきすぎてて余裕がなさそうでした。
そのあとに、「まだご家族さんは来られないですか?」と声かけてくれたスタッフさんは年齢的にはもっと若い看護師さんだったけど落ち着いておられましたけどね。家族さんが遠方なんで時間がかかるということすら、最初に声かけてきたスタッフには言う間がなかったですからね。
反省点としては、入所者さんのファイルと夜勤帯の出来事を抜書きした手書きのメモで、夜勤帯の出来事とか既往歴なんかは概ね説明できたのですが、服用している薬がどこの病院から出ているか説明ができなかったこと。
お薬手帳を持参していたのに、おっさんの中では完全にお薬手帳の存在が消えてました。お薬手帳を渡せていたら、くどくどと看護サマリーから薬の名前を告げる必要はなかったのにな。
もう夜勤帯での救急搬送はしたくないけど、せねばならないことになったらその辺りは反省点として活かしたいですね。