おっさん、きのうはいつもの中学以来の飲み友だちと別の友人ご夫妻と難波にて会食しました。
きのうの難波はどこも人でいっぱい。
会食前に書店で本を買い、その後はなんばCITYのワークマン女子でくつや服を物色したのですが、じっくり見ようという気がそこなわれる程の人出でした。
そこで喫茶店で座って買った本でも読もうとしたのですが、喫茶店も人、人、人でゆっくりできそうもなく、結局かなりの時間をあてどなくさまようはめになりました。
それはさておき。
肝心の会食は、友人が飲み友だちが予約してくれていたおかげで、かなりの待ちがあったにも関わらず、スッと入店できました。
利用したのは、なんばCITYのサンタ・アンジェロさん。
友人ご夫妻はまだ新婚さんだと思っていたら、もう7年目(満7年?)とのこと。
二人しておだやかに楽しく過ごされているようでよかった。
「働くの嫌や」、「人生に意味が見いだせない」とフラフラしていたおっさんと違い、高校卒業以来、こつこつと同じ会社で実直に働いてきた友人が良いお連れ合いと出会えたようで良かった。
食事したあとは、もう少し飲みたい人とコーヒーを飲みたいおっさんの意見を折衷してお迎えの「YEBISU BAR The Grill なんばCITY店」に移りました。
歳をとり、ますます意固地に意地悪になってきているおっさんに友人のご夫人がしんどくなってしまわないか心配だったのですが、また飲み会しましょうとの誘いに乗っていただき、夏にはビアガーデンでもっと友だちを集めて飲みましょうということになりました。
よき、よき。
で、出かけたからにはリアル書店にて本を買わねばなりますまい、ということでいつものごとく、ジュンク堂書店なんば店にGO。
難波の中心から少しはずれているのが不満といえば不満ですが、梅田と比べると経済的に地盤沈下している難波でこれだけの規模の書店を維持してくれていることに感謝しなければなりませんね。
今回は控えめに4冊購入。でも選書2冊はおっさんにしては変わった構成。
まず「機械式時計大全」。
前回、チープカシオを購入したときに、
「オメガなんておっさんの資力では買えねえ」と嘆きましたが、実は条件が揃えば、
「オメガを購入してもいいかも」と思っています。
その条件は昨年末に立てた今年の目標の秘密項目部分に関わってくるので詳しくは書けませんが、もし今年の年末にでもおっさんからオメガ購入のご報告があれば、うまく進んでいるのだなと思っていただければ幸いです。
この本は機械式時計の発展の歴史を記したものとも言え、時計に興味を持つことでこの本、コインに興味を持つことで「貨幣システムの世界史」(未購入)と、政治史一辺倒ではなく、もう少し文化的な側面から、好きな歴史を見る目を持つことができそうなのはいいことだと思っています。
2冊目、「女ぎらい」。
これは先日読み終えた「100分で名著フェミニズム」の中で「男同士の絆」をネタ本にしてよりわかりやすく、さらに踏みこんで論じた、と上野千鶴子氏本人が書いているのを見て購入。
購入済みながら未読の「男同士の絆」のよき導き手になってくれることでしょう。
三冊目「就職氷河期世代」。
これは著者が荻上チキ氏のラジオ番組「Session」の出演されているのをポッドキャストで聞いて、興味深いと思い購入。先月あたまあたりに梅田に外出した際、書店で探したのですが見当たらず。この本は当初の想定よりかなり売れているのではないかと思っています。
おっさん自身が1995年に大学を卒業した就職氷河期世代の一員ですが、統計面で見たときに自分のいる位置はどういった位置なのかを客観視するとともに、日本全体でどういう立場に置かれている世代なのか、など知ってみたいと思い購入しました。
四冊目「徳川海上権力論」。
この本はどういうきっかけで知ったのかまったく思い出せないのですが、どう考えても魅惑的なこのタイトル。
明らかにマハンの「海上権力史論」を意識しているのだろうと思いますが、おっさんは「地政学」って、本当に客観的な学問として成り立っているの?と思っている部分がありマハンは未読です。
読みたいな、という気持ちはずっとあるのですが「とりこまれたらアカン」という気持ちも強かったりします。
今年は読書量、読書記録ともに大幅に増やしたい気持ちが横溢しているので頑張りたいと思います。