先週の土曜日、開催されていた南港てづくりバザールに出かけました。
以前の職場で同僚だった革小物の作家の「ron ron」さんが出展されているので、ものすごく久しぶりにお会いしたいなあと思った次第です。
おっさん、そういうフリーマーケットみたいなものに足を運んだことがないので、行ってみてビックリ。出展者の方が多すぎて、ron ronさんのブースがどこかわからず、入り口に戻ってマップをもらい、それでも「えー、どこ?」みたいな感じでウロウロした挙げ句に到着。
お元気そうでよかった。
コロナ前にとあるイベントに足を運んだときはお帰りになられたあとだったので、お顔を見ることができなかったんですよね。
ちょっと前に体調があんまりだ、みたいなInstagramの投稿があったりして、ちょっと心配していたのでした。
おっさんとの再会がひさしぶりすぎて、以前の同僚さんたちにおっさんの無事を知らせるために並んで写真を撮りましょうということになり、その写真を送ってもらいました。
相変わらず、細身できれいなron ronさんと並んで、なんか男なのにおっぱいのある序二段のおすもうさんが写真に写っているなと思ったら、おっさん本人でした。
笑えるなあ、おっさんも昔はほっそりとした華奢なかわいい男だったのになあ(笑。
おっさんがあがなったのは2点。
ブーツは留め具をキーホルダー用に変更していただいたので、職場のキーチェーンにつけてみました。
おっさんも写真でだけ拝見していただけだったので、実物を見て、すごいなあ、こんなに細かい加工をして、とため息が出ました。
たぶん、おっさんだったらブーツのくつひもをくくるだけで散々失敗して、うまくできたら休憩を45分取らないといけないぐらい困憊するので、到底一つ作り上げられないことでしょう。
だって小さい革に、小さい穴を開けて、そこに小さいカシメを打って、そこに細いひもを通して、普通のブーツと同じようにきれいなちょうちょ結びを作るんですよ。
すごい。
むかし、職場の休憩室でお友達の結婚式のウェルカムボードをron ronさんが作るという話をしていたことがあって、「ron ronさん、ほんまになんでも器用に作るんやな」と感心したら、「わたしも最初から上手に作れるわけじゃなくて、作っているうちに上手になって頼まれてしまうんです」みたいなことを言っていた記憶があります。
まさに、作家さんになられてからも、いっぱい工夫して作っているうちに更にスキルアップして、それを継続していかれているんだろうな。
「ron ron」っていうブランド名にして作っていこうと思ってるんです、というお話を聞いたのも、その休憩室だったなあ。懐かしい。
でも、その職場のレジがあわずにとても困る夢をいまだに見ることがあるので、その職場自体が懐かしいかといえば、そうでもない(笑。
お訪ねした当日も、写真を撮ってくださったron ronさんのお兄さんを交えて、そんな話をしました。
再会がうれしくて、とても楽しい一日になりました。