おっさん、毎年6月末と年末の2回、自分の資産(といえる程の額じゃないけど)の集計をします。
一年前
①今回まず驚いたのは、昨年末から投資信託の含み益も入れた全評価額が、ほぼほぼ変化していないこと。
この半年で含み益が半減しているので、言ってみれば含み益の減った分をを毎月の積立で埋めて、評価額を維持しているみたいな感じになっています。
これには心底がっかりしました。
まあ、おっさんは月末に残ったお金で細々とやっているし、自己責任だとわかっているので、「がっかり」ぐらいですみますけど、「資産所得倍増プランとか国が言ってるから」と証券会社なりに勧められるままに株なり、投資信託なりに投資してしまうような方だと「がっかり」で済まないんじゃないかなと思ったりします。
それに「貯金から投資」への新たな誘導って、結局のところ日銀が保有している膨大なETFの出口を模索する中で、株式市場の冷えこみを民間の資力を充てにして(もっといえば損を民間に押し付けるため)に設定したものなんじゃないか、と疑ったりします。
まあ、結局「自己責任」ということになって、自己責任論の花がここでも満開になるんでしょうけど、自己責任が全てなら、もうすでに政府とか国なんか要らんのじゃないの?と思ってしまいます。
②円安の影響でFXの評価益がかなり膨らんでおり、スワップポイント(金利みたいなもの)も含めたFXの全体の評価額は、投資信託の4割ぐらいになってました。
毎月のFXの積立額は、投資信託の積立額の1/3以下なんですけどね。利益率は15%を超える勢いです。
問題はどこまで円が安くなるのかですよね。
おっさんは長期的には円が高くなる要因はほぼないと思って、FXの積立をやっているのですが、介入とかで急な変動があるとあまり良くないですからね。
まあ、アメリカを始めとする各国もいまは為替の相場に介入するような資金があれば、自国民の救済や、紛争関係各国の救済にあてたいでしょうから、あるとすれば日銀の介入?でも、日銀もそれどころじゃないやろ。
③「金」が以前よりも更に値を上げていて、評価額がすでに「投資信託」を追い抜いていた。
三菱マテリアルでほんまに細々と積み立てている「金」。久しぶりでみたら1gが8,800円とものすごい価格になってました。もともと、金は紛争などがあると価格が上昇しやすいのですが、まさかこれほどになっているとは。
金の月々の積立額は、投資信託の6割程度なんですが(その代わり一番古くから積み立てているのは金です)、さっきも書いたように既に投資信託の総額を追い抜いていました。
外部的な要因もあるとはいえ、投資信託のダメさ加減が目立ちますね。
日本経済(日本株)の停滞、衰退と大きな戦争、紛争で市場からお金が出ていっているというのもあるのでしょうね。
「投資の世界への社会参加」みたいな気持ちで、経済の流れに少しは関心を持てるようにやっている細々投資と細々資産。なんですが、たまに職場とかで経済ニュース的な話をすると「小金貯めてそう」とか言われてしまいます。
小金貯まってたら、キャバクラ行ったり、若い愛人を囲ったりしたいわ。