現在、BOOKOFFで108円で買った、永原慶二の「戦国時代(上)」を読んでいます。
これの親本は1970年代に出た古い本↓なんですが、
北条早雲の出自について、
早雲の生国・出自については、古くから正体不明の素浪人とする説のほか、伊勢、京都、備中などの諸説があったが、近年、備中に所領をもつ伊勢氏の一族で、そのころ盛時と名乗っていたことが確認された。
との記述があり、Wikipediaで確認しても、1950年代あたりから室町幕府の政所執事伊勢氏の庶流であるとするのが主流の考え方であったようです。
でも、おっさんが子どもの頃(1970年代後半から1980年代初め)に読んだ、
学習漫画や子供向けの歴史の本では、
今川氏の当主の室である妹を頼って駿河に流れてきた素浪人、
みたいな描写だったと記憶しているんだけどな。
なんやろ、学会で主流になっても一般向けの本におりてくるには、
時間がかかるということなんだろうか?