コリアタウンでのできごとと、
先日は、桃谷のコリアタウンにキムチを買いに行ったところ、
いつものキムチ屋さんで注文した大根キムチの受け取りまでの間、
商品を袋詰めしてくれている際に、
お店のお母さんが、店頭から少し入った奥にいる従業員?お友達?の方と、
韓国語(朝鮮語かな?)で話をはじめて、
そのやりとりのあと、袋詰を終わって僕の方に向かって
「なあ」
と同意を求めて声をかけてこられたので、
「ええ、わからへんねん」
と答えると、
「ああ、そうなん?」
というような反応で、二人で笑ってしまいました。
きっと、さも解っているかのような顔で、僕は話を聞いていたんでしょうね。
どこの国に行ってもあまり違和感のない顔のようで、
大阪の南港から船で上海に行った時に、
上陸した日に宿を確保して、その足で上海駅に翌日の汽車の切符を確保しにいく途中で、
いきなり中国人の親子連れに、
地図を見せられて(おそらく)道を尋ねられた時には、かなり焦りました。
というか、中国についたばかり、かつ初の中国だったのに、
現地人と間違われるとはなんという観光客オーラのなさなんでしょう。
しかも、まさか道を聞かれると思っていなかったせいで、
なにも言葉が出てこず、
相手がもう一度質問を繰り返したあとでようやく
「I can't speak Chinese.」と英語で言うのがやっとでした。
そもそも心づもりがあったとて、
東洋史専攻のくせに中国語赤点で再履修クラスだった僕には、
うまい言葉で返せるはずもないのですけれども。
単純に「我不話中文」でいいのかな?
ただ幸いなことに、単語帳のようなノートを作っていったおかげで、
なんとか各駅とも筆談で切符を買うことに成功して、
その後昆明からハノイ(河内)に脱出して、無事に中国の旅を終えたのでした。
で、そのあと、きのうのスリムT話題でアップした写真のベトナム、カンボジアへと続いていくわけです。