スリムT
先日、ネパールの写真をアップして、懐かしかったので、
あの旅行に持っていったカメラを出してきて眺めてみました。
それが、題名にあるスリムTというカメラです。
当時、既にニコンのFM2を持っていたのですが、
もしも盗難にあったら諦めがつかんと海外に持っていく気になれず、
安い一眼レフを探していたのですが、
値段的に折り合いがつかなかったり、値段が安い物は気に食わなかったりで、
その末に出会ったのが、スリムTです。
当時、カメラ雑誌での
「カール・ツァイスのぬけが…」なんて言葉に完全に毒されていた僕は、
スリムTのレンズ、
カール・ツァイス テッサー35mmF3.5に期待してこのカメラを選んでしまった部分がかなりあります。
あっ、物写真、手ブレです。すいません。
が、実際のところ、大伸ばしするでもなく、サービス判プリントばかりの僕に
カール・ツァイスのぬけなどわかるわけがなく、
人の評判に弱い自分の性格をさらけだしてしまっただけでした。
それに、
ツァイスならばやっぱり広角系のディスタゴン、
標準から中望遠系のプラナーが、
やっぱり花形なんでしょうが、
それよりはかなり廉価版でレンズ構成も単純なテッサーですからね。
まあ、自己満足の世界でしょう。
まあ、でも僕の工夫のない撮影の割には、
見られる写真になっている?のは、このレンズのおかげではないかと勝手に思っています。
ベトナムの海岸にて
アンコールワットの朝焼け
水平もでていない写真のどこが見られる写真なんだ!!と怒られそうですが、
まあ、ほら、そこは作例写真ということで。