幻のソ連戦艦建造計画―大型戦闘艦への試行錯誤のアプローチ (光人社NF文庫)
- 作者: 瀬名堯彦
- 出版社/メーカー: 潮書房光人新社
- 発売日: 2017/06/01
- メディア: 文庫
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P.57
ソビエト政権が誕生して数年間、ソ連海軍は荒廃状態におかれていた。(略)この年(引用者1921年)の夏に航行可能な主な艦艇は、バルチック艦隊の駆逐艦六隻と潜水艦五隻だけであったといわれる。
なにがきっかけで知ったのか忘れましたが、購入した本書。
上の記述を読んで、「へえ」と思うとともに、荒廃したソ連海軍のおかげで制海権を気にせずに済んだのでシベリア出兵を各国はおこなうことができたのかなと思ったりもします。
出兵をおこなって補給線を海軍に切られた地獄ですけど、その心配がないのだから安心ですよね。まあ、陸続きの中国やモンゴルからいくらでも物資を入れられたのかもしれませんけどね。
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