先日はおっさんの誕生日でした。
この歳になると大してめでたくもないのですが(それだけ死に近づいてますからね)、「自分にプレゼント❤」みたいなエセ臭い気持ちで本を買いました。
まずは読書メモをつけ始めている「幻のソ連戦艦建造計画」。
幻のソ連戦艦建造計画―大型戦闘艦への試行錯誤のアプローチ (光人社NF文庫)
- 作者: 瀬名堯彦
- 出版社/メーカー: 潮書房光人新社
- 発売日: 2017/06/01
- メディア: 文庫
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おっさんが子どもの頃はまだ冷戦の真っ最中。
その頃に読んだ子ども向けのポケット事典「軍艦」みたいな本には、西の親分アメリカ様の船以外に東の総大将ソ連のお船も掲載されており、謎のベールに包まれたその姿は、幼かったおっさんに強いインパクトを与えたのでした。
例えばこんなお船です。
その時の好奇心の延長で、こんな本があると知ったら買わずには居られませんでした。
次は、「女王陛下のユリシーズ号」。
おっさんでもこの本のタイトルだけは知っていたのですが、つい最近になってこの本は「北欧空戦史」でも結構大きな取り扱いになっていたレンドリース船団について書かれた本だと知り、購入することにしました。
北欧空戦史―なぜフィンランド空軍は大国ソ連空軍に勝てたのか (HOBBY JAPAN軍事選書)
- 作者: 中山雅洋
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2017/08/05
- メディア: 単行本
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おっさんが持っているのは学研M文庫版なんですが、傷みが激しくなってきたので上のHobbyJapan軍事選書版を買いたいなあと思ったりします。
ところで、「女王陛下のユリシーズ号」は「HMS Ulysses」をこう訳したんでしょうが、帰宅しながら、「でもこの時代はジョージ六世の治世だし、Her Majesty's ShipじゃなくてHis Majesty's Shipだから『国王陛下のユリシーズ号』であるべきなのでは?」と思ったら、Wikipediaでもそのことに触れられていました。
なんにしろ読むのが楽しみです。
おっさんの大好きなホーカー・ハリケーンは出てくるのでしょうか?
あとの二冊はネットで(たぶんTwitterで)見かけた奇書、名著ぽいもので面白そうなものを二冊購入してみました。
おっさんは無学者なので、西東三鬼の俳句がどのようなものか全く知らないのですが、なんとなく惹かれて購入。もしつまらなく感じても薄い本なので最後まで読み切ることはできるでしょう。
人はどのように鉄を作ってきたか 4000年の歴史と製鉄の原理 (ブルーバックス)
- 作者: 永田和宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: 新書
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世界史の授業で「製鉄ーヒッタイト」なんて習いましたし、「もののけ姫」の中ではたたら場が大きな役割を果たしていましたが、実のところどうすれば鉄ができるか知らないなと思い購入。
なんだか著者が実際に鉄を作ったりしていて、奇書のたぐいの面白い本らしいです。
この秋はなるべくたくさんお出かけして、電車の中や出かけた先で本を読みたいなと思います。
20時29分:誤字修正