「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

おっさん、ものすごく久しぶりに業務スーパーに行くーークレジットカードからの脱却

もっぱら近所のオークワで買い物しているおっさん。

オークワのポイントカードとセットになったクレジットカードが使えなくなったことだし、ものすごく久しぶりに業務スーパーに行きました。

 

 

引っ越してきた当初は、なんと言っても安いので業務スーパーをちょくちょく利用していたのですが、おっさんが日勤の仕事を終えて帰路に立ち寄るには早い午後7時30分に閉店することもあって、自然と足が遠のいていました。

 

 

冷凍食品とかはかなり安いみたいなので、冷凍庫を整理して買いだめと下処理をして家計の節約につなげられたらなと思います。

 

 

しかし、今回買ったのは(これだけではないけど)キムチ。

 

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白菜キムチとカクテキ(大根キムチ)

 

しかし、帰ってきて冷蔵庫に入れる際に原産国を見てビックリ。

 

 

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なんでか知らんけど、両方原産国が「中国」やし。

キムチの原産国が「韓国」なら納得やけど、なぜ中国。

 

 

カクテキの方は食べられそうだけど、キムチは舌に合わないので、豚キムチを作るときにでも使うことにします。いやー、失敗。

読書メモ「鎌倉幕府と朝廷」の2

鎌倉幕府と朝廷〈シリーズ日本中世史 2〉 (岩波新書)

鎌倉幕府と朝廷〈シリーズ日本中世史 2〉 (岩波新書)

 

 

 

P.34

 承久三年(一二二一)五月十五日、後鳥羽は京都守護伊賀光季を討つとともに、義時の追討を五畿七道に対して命じる宣旨を出させた。いわゆる「承久の乱」のはじまりである。宣旨が命じているのは義時の追討であって、倒幕ではない。

 

 

 

P.35

義時の姉政子は、簾下に御家人を集め、安達景盛を介して言葉を伝えたが、その言葉は、義時の蒙った「逆臣」の汚名を御家人全体が蒙ったことにすり替え、「名を惜しむのやから」に団結して反撃することを呼びかけるものであった。

 

 

 

これと同じような主張は、「承久の乱」(中公新書)でもおこなわれていて、

承久の乱」(中公新書)P.156

後鳥羽が目指したのは義時を排除して幕府をコントロール下に置くことであり、倒幕でも武士の否定でもなかった。それは、院宣に義時の「奉行を停止」し、すべて「叡襟に決す」と記していることからも明らかである。

 

 

承久の乱」(中公新書)P.160

北条義時一人に対する追討を、三代にわたる将軍の遺産「鎌倉」、すなわち幕府そのものに対する攻撃にすり替える巧妙さがあった。 

 

 

と書かれています。

 

承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱 (中公新書)

承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱 (中公新書)

 

 

 

反対にそうではないとするのは、「承久の乱」(文春新書)。

承久の乱」(文春新書)P.170~P.171

 後鳥羽上皇の命令に「義時を討て」とあることを捉えて、後鳥羽上皇北条義時を排除することだけが目的で、鎌倉幕府の存在そのものを否定したわけではないという説があります。しかし、私はこの説は成り立たないと考えています。

 そもそも冒頭でも論じたように、この時代、「幕府」という言葉自体がないのです。統治の主体だと考えられていたのは、システムではなく、あくまで「人」、すなわち最高指導者とそれを支持する人々でした。

 だから、朝廷が幕府を倒す命令を下すときには、必ず排除すべき指導者の名を挙げるのです。たとえば以仁王の令旨には「清盛法師ならびに従類の叛逆の輩を追討すべきの事」と記されており(略)、後醍醐天皇が下した倒幕の命令書にも倒すべき相手は「平時政(北条時政)の子孫」とされていました。

 

 

承久の乱 日本史のターニングポイント (文春新書)

承久の乱 日本史のターニングポイント (文春新書)

 

 

 

ちなみに「執権」は、

「執権」P.85

 後鳥羽のうまいところは、倒幕とはいわず、義時の追討のみを命じたところである。(略)この宣旨によって幕府が義時派と反義時派に分裂して内戦を起こし自壊することを狙ったわけである。

 

 

と倒幕の中の策略として北条義時のみに的を絞ったと判断しています。

 

執権 北条氏と鎌倉幕府 (講談社学術文庫)

執権 北条氏と鎌倉幕府 (講談社学術文庫)

 

 

 

素人のおっさんとしては、倒幕の兵との説明のほうが、より納得がいきます。

幕府をコントロール下に置く

 ということは独立政権的な鎌倉幕府は、敗戦したならば消滅していただろう(後鳥羽政権下の一部門として朝廷の元に置かれるようになる)から、結局倒幕と同じことになるのでは?と思ってしまいます。

 

 

前回

oldtypeossan.hatenablog.com

 

たぶん1回だけ使ったことがある(ふ、ふ、ふ、風俗じゃない、ない、ないんだからね)

Twitterを見ていたら懐かしい物の写真が。

 

 

 

このチケット、おっさんも一枚だけもらって使ったことがあります。

ジュンク堂書店千日前店の3階にあった喫茶スペースで、このチケットで一度だけコーヒーを飲んだなあ。

 

 

現在も貧乏人をつくだ煮にしたようなハイツに住んでいるおっさんのことですから、書店で1万円を使おうと思ったら、それこそ血を吐く覚悟で買わないといけないのですが、ガンダムオリジンの大人買いかなにかでもらったように記憶しています。

 

 

ということは、職場で寸志をもらったあとですね、きっと。

梶井基次郎の「檸檬」に出てくる京都の丸善にも、喫茶コーナーがあって一度使ってみたかったけど、もう店舗がなくなってしまったもんな。

 

 

エスカレーターに乗っていると、途中の洋食屋さんの肉の匂いがしてくる不思議な書店だったけどなあ。最近はどんどん書店が少なくなっている気がするし、書店に行ってもいわゆる「ヘイト本」が平積みされているし、なんだか寂しく感じます。

もういい加減カラオケも飽きてきた

職場の施設で入所者さんのカラオケの時間にたまに歌わせてもらうおっさん。

同じ歌手、同じ歌を歌わないようにしていても、そろそろ飽きてきました。

 

 

そもそも、おっさんはあまり音楽を聞かないので歌う曲の幅が狭いので、もうぼちぼち歌手がかぶらないように歌うのはきつくなってきたような気がします。

 

 

最近歌ったのは、

岡村靖幸の「スーパーガール」。

 


Super Girl Yasuyuki Okamura

 

アニメ「シティーハンター」のエンディングで使われていたので、おっさんと同年輩ぐらいの入所者さんは知っている人がいたようです。

 

 

しかし、着ているものに年代を感じるとはいえ、岡村ちゃん、かっこいいな。

 

 

次は、スガシカオの「黄金の月」。

 


黄金の月 - スガ シカオ(SUGA SHIKAO)

 

これは明らかに失敗しました。

同じスガシカオを歌うならSMAPに提供した「夜空ノムコウ」を歌えば、まだ知っている人がいたかもしれません。

 

 

ちなみにこの時、入所者の若い女性が「Love Love Love」を歌ったので、「『愛していると言ってくれ』というドラマのオープニング曲で、豊川悦司常盤貴子が水面を割って出てくるシーンが印象的だったでな」と話すと、相手は知りませんでした。

 

 


DREAMS COME TRUE - LOVE LOVE LOVE (from THE DREAM QUEST TOUR 2017 Live Ver.)

 

おっさんにとっては最近のドラマでも、もう25年も前のドラマだもんな。そりゃあ若い女性は知らんわな。

 

 

で、先日の夜勤明けに歌ったのが、BUMP OF CHICKENの「スノースマイル」。

 


BUMP OF CHICKEN スノースマイル

 

最近入ってきた女性入所者さんがGReeeeNの「キセキ」を歌うので、BUMP OF CHICKENも許されるかなと思ったのですが、たぶん聞いている誰も知らなかったように思います。

 

 

18時39分:誤字修正

Amazonプライムビデオで「魔法少女まどかマギカ外伝 マギアレコード」を目を皿のようにして観る

もともとはスマホのゲームである「魔法少女まどかマギカ外伝 マギアレコード」がアニメになっているのは知っていたのですが、おっさんの家にはテレビがないので「見ることはないだろうな」と思っていたところ、まさかのAmazonプライムビデオ入りで、第1話、第2話とおっさんは目を皿のようにして観ました。

 

play.google.com

 

 

まあ、とはいえ、おっさんは細かいところに気づく人ではないので、「このシーンのこれは、こういう意味で」「これはこことつながっていて」とか全く気づかない人なので、引き続き観るというしかないです(ちなみにゲームはやってません)。

 

 

また、「魔法少女まどかマギカ」のようなものすごいストーリーだといいんだけどな。

Amazonプライムビデオで「犬神家の一族」(2006年)を観た

きのうは夜勤明け、灯油を買いに行かねばと思っていたのですが、つい眠ってしまい目が覚めるとすでに暗く、なおかつ雨が降っていたので、「ああ、眠る前に灯油だけ買いに行けばよかった」と思ったおっさんです。

 

 

石油ファンヒーターのうち一つはまだ灯油が残っているので、明日にしようかと思ったのですが「怠惰に負けてはイカン」と雨に濡れながら買いに出たのですが、帰宅したあと風呂に入る前に火を入れておこうと思ったら、まだ残っていると思っていた方も灯油切れだったので、買いに行ってよかったです。

 

 

そのあとは、風呂に入るつもりだったので裸でベランダに出て灯油を入れました。

いやー、ヤバイヤバイ。

明るかったらおっさん自慢の逸物が白昼、人目にさらされるところでした。

 

 

それはさておき。

Amazonプライムビデオで「犬神家の一族」(2006年)版を見ました。

実は、ここ1年以内に1976年版も見たんですよね。その時のこともブログに書いたと思っていたのですが、ブログの過去記事を検索しても出てこなかったので、書かなかったんですね。

 

犬神家の一族(2006)

犬神家の一族(2006)

  • メディア: Prime Video
 

 

 

犬神家の一族(1976)

犬神家の一族(1976)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

この映画、なぜ30年も経って同じ監督、同じ金田一耕助役でリメイクしなければならなかったんでしょうかね?

 

 

別に2006年版がダメだぜというわけではないのですが、珠世役の松嶋菜々子って、犬神家の遺産や佐清にすがらなくても自分の力で生きていきそうな感じがしませんか。なんというか弱々しさがないというか、庇護意欲がそそられないというか(誉めてるんですよ)。

 

 

男に守られて生きていく女という感じはしないですよね。

まだ1976年版の島田陽子の方が、そういう匂いがする気がしますね(後々のスキャンダルを多少は知っているからそう思うだけかなあ)。

 

 

まあ、何にせよ佐清が湖に突き刺さって両足が出ていれば、それでいいんですよ。 と言いたいところですが、やっぱりなぜリメイクしたのか理解に苦しむなあ。

読書メモ「鎌倉幕府と朝廷」の1

鎌倉幕府と朝廷〈シリーズ日本中世史 2〉 (岩波新書)

鎌倉幕府と朝廷〈シリーズ日本中世史 2〉 (岩波新書)

 

 

 

P.23

奥州合戦をもって内乱が終結し、頼朝の覇権が全国に及ぶことが示されたが 

 

 

って、この段階でここまで言ってしまっていいのかな?

敵対的な軍事力の持ち主がいなくなって、相対的に第一人者ということなんだろうか?

 

 

朝廷とは敵対していないにしても、それをしのぐほどの権威なり、権力なりを手中に収めたわけではないから「覇権」が「全国」に及んだと言ってしまっていいんだろうか。

 

 

本格的に鎌倉幕府の威令が西国に及ぶようになるのは承久の乱以降で、まさにその点が承久の乱の結果として、最大のものなのではないのかな?