2020-01-13 読書メモ「鎌倉幕府と朝廷」の1 読書 鎌倉幕府と朝廷〈シリーズ日本中世史 2〉 (岩波新書) 作者:近藤 成一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2016/03/19 メディア: 新書 P.23 奥州合戦をもって内乱が終結し、頼朝の覇権が全国に及ぶことが示されたが って、この段階でここまで言ってしまっていいのかな? 敵対的な軍事力の持ち主がいなくなって、相対的に第一人者ということなんだろうか? 朝廷とは敵対していないにしても、それをしのぐほどの権威なり、権力なりを手中に収めたわけではないから「覇権」が「全国」に及んだと言ってしまっていいんだろうか。 本格的に鎌倉幕府の威令が西国に及ぶようになるのは承久の乱以降で、まさにその点が承久の乱の結果として、最大のものなのではないのかな?