YouTubeでみた「伝源頼朝像」についての動画、おもしろかった。
この絵が現在は「足利直義」の肖像ではないかとされているのは知っていたのですが、「伝藤原光能像」が「足利義詮」ではないかと言われているのは知らなかったです。
この三幅の絵をおっさんは京都国立博物館の「国宝」展で見たことがあるので、図録ではなんと書いてあるのかと思い、図録をめくってみました。
(というか、「国宝」展も最終日に出かけてる。あいかわらずお尻の重いおっさんだな)。
三幅の像主と制作年代については異論が提出され、中世絵画の様式観や肖像画の鑑賞態度に多くの問題を提起している。
と解説の最後に記されていました。
なるほど。
しかし、「国宝」展の行き帰りで読んだ本の記述に納得しているところを見ると、当時は新たに「足利直義」に比定されていることを知らなかったのかなあ。