「教授」とあだ名した入所者さんの担当をはずれた件は前回書かせてもらいました。
その同じ部屋に住まう別の入所者さん、朝の体操が済んだあと、職員にお菓子をもらいに来られます。
そのことについて、その入所者さんのお菓子の収納ボックスに次のような紙を貼りつけていました。
見えにくいので書き起こすと
「〇〇様
ご本人が担当に小分け袋を持参された際にせんべい4枚程度」
渡すお菓子の目安として、以前職場の取り決めで貼りつけておいたのですが、きのう次の担当職員から、
「おっさんさん、エースコインを4枚ずつ渡していたのですが、なくなったら次のお菓子を渡したら良いのでしょうか?」
うん?
エースコインを4枚ずつ?
おっさんの書きつけを守って4枚ずつエースコインを渡していたそうなのですが、「エースコインってせんべいかな?」という疑問は浮かばなかったのでしょうか?
おっさんのイメージしていたせんべいは、「雪の宿」や「ぱりんこ」や「曲がりせんべい」たちなのですが、おっさんの書き方が悪いのでしょうか?
というか、この書きつけは1年以上前から貼りつけてあるのですが、この職員は入所してからほぼ1年、
365(日)×3/5(おっさんの勤務ローテーションのうち、その入所者さんにお菓子を渡す日)×22/30(その職員の月平均出勤日数)=219
で219回程度はおっさんがその入所者さんにお菓子を渡す光景を見てきたと思うのですが、全くなんにも見てこなかったのでしょうか?
いや、まあ、担当と入所者の関係性で渡すお菓子だから好きな量を渡せばいいじゃないか。それをどうして、担当でもないおっさんに確認を求めてくるのか?
おっさんはあなたの上司じゃないぞ。
おっさんに確認を求めてもその通りにはしないくせに、自分の責任になるのを恐れて、しょうもないことでもそのつど確認してくる。
どうせ陰でおっさんの悪口、言ってるくせに。
自分の頭で判断したらいいん違うん?
間違えてはじめて次は間違えんようにしようと思うんじゃないのかな?
先日は、外出から帰ってきた入所者さんの金銭の処理(月々の出納表への記入など)を「やってください」と促したところ、「教えてもらえるならやります」と言われて閉口しました。
入所者さんからお金を受け取ったのはあなたなんだし、あなたから「教えてください」と言われて教えるならともかく、こっちから放り出された金銭を示して、「やってください」と促して、なんでわざわざ教えないといけないのか。それなら自分でやるわ。
金銭の処理って入社時の新人の覚えるべき事項のチェックシートに入っているはずで、この人はもう正職員なんだから、できるはずなんだけどな。
ていうか、この金銭の処理ができないのになんで正職員なの?このひと。
ああ、話がとんじゃった。
で、「エースコインはせんべいですか?」