今日は、正倉院展に行こうと決めていたおっさんです。
例年、いつ始まりいつ終わったかわからないうちに終わっている正倉院展ですが、先日職場の薬の空包を新聞紙で包もうとしたら、正倉院展の記事が目につきました。
そんなわけで今日行こうと決めたわけです。
しかし、おっさん忘れていました。先日の台風の影響で南海本線が大被害を受けていることを。
まだ単線しか回復しておらず、本数が制限されているようです。
高校の時に担任の社会の先生が、「伊勢湾台風の時に近鉄の線路が大打撃を受けたが、近鉄の社長はこれを機会に、単線だった区間を複線にした」という話を聞いたのが、ついこないだのようですが、もうあれから約30年。
もう伊勢湾台風なんか歴史上の出来事ですね。
で、予定より45分遅れで自宅を出発し、奈良に行ったのですが、正倉院展はあんまり面白くありませんでした。
正倉院展はやっぱり奈良国立博物館にとって大イベントなんでしょうね。普段とは違う特設チケット売り場があり、入館も普段は待った記憶がないのですが5分待ちでした。
でも、人は多いもののもひとつでした。
毎年、春秋に開催しているので、目玉の展示物がゴンゴンと続くというわけにいかないのでしょうが、なんか「ああ、これ見せられてもどこに感心したら良いの?」って感じでした。
そんなこと言いながら、図録は買ったんですけどね。
おっさんは、おととしの開館120年記念特別展の「白鳳」展の方がよっぽど良いなと思いました。まあでも、大読売新聞が宣伝しまくるので、「正倉院展」はたくさん人が来るんでしょうけどね。