おっさんにとってパタリロといえば、ずばり「性の目覚め」。
といってもパタリロという作品で性に目覚めたわけではないのです。
おっさんが小学生の頃通っていた習字教室で、一つ二つ歳上の小学校5、6年生のお姉さんたちから漫画のパタリロを借りたのがパタリロとの出会いでした。
で、そのお姉さんたちから、
「おっさん君、夢精ってしたことある?」
「おっさん君、射精ってなにか知ってる?」
「おっさん君、精通したら教えてな」
などとパタリロを借りる話の際にいろいろと性の初歩的な質問を何度もされました。
おそらくお姉さんたちは、自身が初潮がきたり、学校での保健の授業などで触れたりしたことを、そのままおっさんにぶつけてきていたんでしょうね。
おっさん君は、いまでは小太りの中年ですが、まつげが長くて目がくりくりで天然パーマのかわいい少年だったので、いたぶりやすかったのでしょう。
その後、おっさん自身が性に目覚めた段階で「えらいことを訊かれて無邪気に答えていた」と恥ずかしくなったのですが、どうせなら最後まで面倒を見てほしかったですな(おい)。
その後の童貞時代の勉強への身の入らなさ振りを思い返すと、そう思ってしまいます。