で、その「憂愁のノクターン」。
収録曲の一覧。
おっさんはクラシックに疎いので、Wikipediaへのリンクも貼っておく。
1曲目 ノクターン 第1番 変ロ短調 作品9の1(ショパン)
4曲目 エチュード ハ短調 「革命」作品10の12(ショパン)
5曲目 エチュード イ短調 「木枯らし」 作品25の11(ショパン)
6曲目 いずこへ(シューベルト:歌曲トランスクリプション S.565-5)(リスト)
7曲目 ラ・カンパネラ(パガニーニによる大練習曲 S.141-3)(リスト)
12曲目 即興曲 変ト長調 作品90-3(D.899-3)(シューベルト)
14曲目 乙女の願い(ショパン:歌曲トランスクリプション S.480-1)(リスト)
フランツ・リストの楽曲一覧 (S.351 - S.999) - Wikipedia
15曲目 I.パゴダ(塔)(ドビュッシー:版画)
17曲目 III.雨の庭(ドビュッシー:版画)
フジコ・ヘミングの演奏については、「落ち着きます」「穏やかな気分になれます」といった好意的な評価のある一方、「譜面通りにひいてない」とか「解釈がおかしい」といった否定的な意見も多い。
で、否定的な意見は、比較的クラシックをよく聴く人が多いような気がするだが、
「素人がこんなものをクラシックと思って聴きよって!」的なニュアンスを感じる気がする。
クラシックは芸術であると同時に趣味の領域なのだから、そこまで「正統でない」と目くじら立てる必要もないと思うけどな。
そもそも、こういう何年かに一度の小ブーム(ブーニンであったり、村治佳織であったり)でクラシックに触れたファンの一部を、取りこむことによってしかクラシックの裾野を維持できないんだから、注目されることをもっと喜ぶべきなんじゃないんですかね?
何年か前?もしかしたら10年ぐらい前?にクラシックCDの売り場に誤って足を踏み入れたときは、アイドル的な容姿の女性演者のポスターが貼られていたけれど、そういう方面からの流入も業界的には必要なんだろうな。