Fireタブレットを予約する前に、Amazonのプライムを申し込んだので、
早速、プライムビデオで「探偵物語」を見てみた。
見ていてだんだんと思い出してきたのは、
「この映画をおっさんは過去に見たことがあるぞ」という感覚。
トリックのラブホテルの通気口を伝って、隣の部屋のバスルームの男を刺したシーンで見たことを確信。
おそらく見たのは、中2のスキー林間学校のバスかなにかの際のバス内モニターでだと思う。
いま見返してみて思うのは、複数回おっぱいが写っているこの映画をよく中学生の乗っているバスでかけたなということ。
まあ、おおらかな時代でしたからねえ。
角川三人娘の中では以前も書いたように渡辺典子が好きだったおっさんですが、
いま見てみると薬師丸ひろ子もかわいいな。
角川三人娘というと演技が下手と酷評されていたような気もするのですが、薬師丸ひろ子は下手ではない印象。むしろ気が強いくせに寂しがりな主人公の性格をよくつかんで演じているように思う。
全然ファンじゃなかったのに、普通に歌えてしまうしな。
薬師丸ひろ子 探偵物語 (2013年10月) - YouTube
原作は赤川次郎。
この時代、長者番付(この言葉からして昭和だ)の作家部門のトップはいつも赤川次郎だった。
おっさんは弟の購入したものも含めて10冊前後しか赤川次郎の作品を読んでいないと思うのですが、いまは赤川次郎のミステリーはどんなふうに評価されているのだろう。
当時はライトなことばかりがやたら強調されていたような気がするけれど、いま読み返してみると意外に本格的なトリックが多いことに驚くような気がする。
なんにしてもまだ日本経済が元気だった頃の映画で、陰影が少なく、ヤクザが出ていてもカラッとしているように感じる。