よりまなさんへの負担が少ない与薬方法はないものか、ということで、
①錠剤をスプーンで叩いて粉にする
②粉にした薬とちゅ~るを混ぜて、接種してもらう
というちゅ~る頼りの作戦を立案しました。
いつもどおり魔法のスティック、ちゅ~る。
あきらさんは、袋を開けてちゅ~るの姿を見ただけで大喜び。
まなさんとあきらさん、不公平にならないように多めに注文しておいてよかった。
あきらさん、一緒にご飯の皿に出したドライフードには目もくれずにちゅ~るを一気に平らげてしまいました。
それに対してまなさん。
粉にした薬と混ぜたちゅ~るに見向きもしません。
「薬の臭いに反応してる?」
「ちょっと食べてもらったら自分から食べるのでは?」
と少し口の中の歯ぐきにちゅ~るを塗った事自体に抵抗して、「うーうー」と大唸り。
ものすごく抵抗されて、普通の粒のまま飲むより激しい抵抗に、「ちゅ~るに混ぜ混ぜ作戦」はあっけなく失敗に終わりました。
神様から、「そんな安い工夫でうまくいくことねーから」と言われている気分です。
「まなさんから嫌われてしまう」と
怖気づく気持ちはあるのですが、「今日を越えないと明日はない」ですからね。
それに毛にブラッシングしたり、温かいペーパータオルでお尻を拭いたりするときは、まったく抵抗しない(以前はお尻を拭くのは嫌がっていたのに)ので、おっさんが何をするのかをちゃんと見定めているんですね。
まなさんは賢いなあ。