いつものことですが、Amazonで買い物したついでにおっさんは、またまた本を購入してしまいました。
まずは「荘園」。
おっさん、近頃は中世史が好きでちょぼちょぼ中世史の本を購入しているのですが、子どもの頃は荘園の解説が理解できませんでした。
「本家」とか「領家」、寄進系荘園の説明を読んでも、「結局、誰がどう荘園に力を及ぼしているのかわからん?」ってな感じでした。子どもには荘園の多重的な支配って理解しにくいよな、きっと。
でもいまなら、多少はわかるかもしれないとの期待をこめて購入。
次に「性差の日本史」。
自分が社会的に有利な男性であるからこそ、ジェンダーについて考えていかなければならないなと、娘さんと面会してからより強くそう思えるようになりました。ありがとう、娘さん。
お父さんは、あなたのお父さんにふさわしい人間になれるようにがんばります。
最後に「北魏史」。
おっさん、大学では東洋史専攻で、中国北朝について卒論を書きました。
なので、この本がAmazonでおすすめに出てきて、うれしくなり購入。
届いてみると帯に
「学術エンターテイメント!
隋唐帝国への助走」
なんて書かれていて、「かっこいい」ってなりました。
秦漢帝国と隋唐帝国のはざまの五胡十六国時代。その一部の北魏ですが、『秦漢が倒れたあとの「三国志」が有名でおもしろいけれど、では再統一される隋唐の前はどんなんなんだろう?やっぱりおもしろい!』と勉強していた大学時代を思い出します。
同じく北方から起こって中国を支配した金や元が征服王朝と呼ばれるのに対して、北魏は浸透王朝なんて呼ばれたりもしますが、この本はどんな景色を見せてくれるのでしょうか?