「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

読書メモ「狂気の沙汰も金次第」の1

狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫)

狂気の沙汰も金次第 (新潮文庫)

  • 作者:筒井 康隆
  • 発売日: 1976/11/02
  • メディア: 文庫
 

 

いままで読んでいた本を読み終えたので、休日の気分転換もかねて、職場の方より借りた「狂気の沙汰も金次第」を読み始める。

 

 

エッセイ集のようだが、その二篇目が「パチンコ」というタイトルである。

 

 

P15

手もとがくるい、こっちまでスってしまう 

とか

指先だけの動作で打っているのだから、さほど影響はない筈だが、 

 

なんて描写があるので、きっとパチンコ台が手動で玉を弾いていた時代の作品なんだろうな。

 

 

おっさんですら、もう忘れそうなぐらいだから若い人は知らないでしょうが、昔はパチンコは手動でパチンコ玉を弾いていたんですよ。

 

 

まあ、のんびりした時代だったな。

余暇までせわしなくなるよりはそうした時代のほうが楽しかったのかもしれんな。

 

 

しかし、久しぶりで筒井康隆を読むな。

おっさんも昔は何冊か筒井康隆を読んだなあ。おっさんは「馬の首風雲録」が好きでしたなあ。

 

馬の首風雲録 (扶桑社BOOKS文庫)

馬の首風雲録 (扶桑社BOOKS文庫)

 

 

 

久しぶりで「文学部唯野教授」なんか読みたい気がする。

 

文学部唯野教授 (岩波現代文庫)

文学部唯野教授 (岩波現代文庫)