いままで読んでいた本を読み終えたので、休日の気分転換もかねて、職場の方より借りた「狂気の沙汰も金次第」を読み始める。
エッセイ集のようだが、その二篇目が「パチンコ」というタイトルである。
P15
手もとがくるい、こっちまでスってしまう
とか
指先だけの動作で打っているのだから、さほど影響はない筈だが、
なんて描写があるので、きっとパチンコ台が手動で玉を弾いていた時代の作品なんだろうな。
おっさんですら、もう忘れそうなぐらいだから若い人は知らないでしょうが、昔はパチンコは手動でパチンコ玉を弾いていたんですよ。
まあ、のんびりした時代だったな。
余暇までせわしなくなるよりはそうした時代のほうが楽しかったのかもしれんな。
しかし、久しぶりで筒井康隆を読むな。
おっさんも昔は何冊か筒井康隆を読んだなあ。おっさんは「馬の首風雲録」が好きでしたなあ。
久しぶりで「文学部唯野教授」なんか読みたい気がする。