「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

TVerにて「Mother」第1話を見てしまった

おっさんが勤める施設で学校感染症第2種に属する感染症が出てしまい、卒園入学を前にした娘さんとの面会が流れてしまったおっさんです。

 

 

このまま二人目の感染者がでなければいいんですけど、続けて出るようだとしばらくまた会えなくなってしまいますね。

 

 

それはさておき。

この「Mother」というドラマ、娘さんを産んでくれた女性と放送終了した次の年末年始(2010年から2011年になるとき)に見た覚えがあります。

 

 

ただ「楽しく年越ししよう!」と思っていたおっさんは、いきなりこのシリアスなドラマを何時間も見せられ、「もう要らんわ!」と怒った記憶があります。

 

 

一方、娘さんのお母さんは、このドラマを見ながら「母」になりたいと思っていたのかもしれませんね。

 

 

のちに言い争ったときに「子供を嫌いだと(おっさんが)言った」と言われたのですが、おっさんは「子どもが好きだということを自分のアピールに使うような男は嫌いだ」と言ったので、とことんおっさんの言うことを聞いていない人だ、と思いました。

 

 

またまた、それはさておき。

見返してみると、目についたのは「好きなものノート」。

 

 

やっぱり思いつくのは、「My Favorite Things」ですよね。

 


My Favorite Things - Julie Andrews

 

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中では将来母になるマリアが、雷を怖がって集まってきたトラップ家の子どもたちに「すきなもの」を数えて、怖い雷をやりすごすのですが、

 

 

ドラマ「Mother」の中のみちきれなは、誰にも教えられなくても「すきなもの」をノートに記し、それを数えることで怖い母やその恋人(愛人?)をやりすごすことを知っているんですよね。

 

 

れなの賢さを示すためのエピソードなんだろうなと思う一方で、「すきなもの」を共有することでマリアとトラップ家の子どもたちが親しくなったように、れなと教師である鈴原奈緒が親しくなるきっかけとして使われているのかなとも思ったり。

 

 

また、マリアとトラップ家の子どもたちが義理の親子になるように、このれなと奈緒が「親子」になることも暗示しているのかなと思ってみたり。

 

 

もし「サウンド・オブ・ミュージック」の中の雷が、いかめしい笛の音で子どもたちを律しようとするトラップ大佐を暗喩しているとしたら、同じく父的なものを避けるために「すきなものノート」を使っていたれなとトラップ家の子どもには、より一層共通点が出るなと考えてみたり。

 

 

なんだかいろいろ考えてみたのですが、シリアスなドラマにのまれないように気持ちに余裕のある状態で、ドラマ「Mother」の配信を続けて見ようと思います。