まなさんが、甘えた声を出してくれるのはうれしい反面、
あまりに幼すぎやしないだろうかと心配になり、
「先代猫の佐殿(すけどの)はどうだっただろうか?」
と考えている自分に、
なんて恥ずかしい男だと、反省。
同じ猫でも個体差、個性があるに決まっているのに、較べようとしている下劣さ。
まなさんは較べる対象を持たずにひたすらに愛してくれているのに、
僕は比較しようとしているなんて、なんと卑怯なんだろう。
まなさんはまなさん。
佐殿は佐殿。
まなさんに、何度も心を救われているのに、恩を徒で返すところだった。
追記:9時51分 改行修正。