休みだったおとといの10日は友人の参加している「(クラシックを)聴く会」に参加。
日中雪がちらつくほど寒かったのですが、紀ノ川を渡るとき橋の路面状況を知らせる温度計は2度でした(18時30分頃)。
会が紀ノ川の南岸、和歌山市の中心部?で20時から行われるので、ついでにJR和歌山駅前の近鉄デパートでホワイトデイのお返しを買おうと画策していたのですが、19時に近鉄についた時には閉店のお時間でした。
大阪での生活で20時、21時まで開店しているデパートに慣れてしまっているので、デパートは本来19時までだということを忘れておりました。
しょうがないので近隣のMIOの書店で当日発売の「子供の科学」を買って、近鉄の駐輪場に戻ると、駐輪場の鍵が閉まっている!
駐輪場の看板の管理番号に電話すると、「巡回中なので10分後ぐらいなら鍵を開けに行きます」とのこと。鍵を開けてもらったのは大変ありがたかったのだが、MIOとシナジー効果で買い物客を増やすためにMIOの開いてる間は駐輪場を利用可能にしようとかって考えはないのだろうか?
いや、そもそもシナジー効果が発生するかどうかもあやしい。
駐輪場といっても更地にフェンスを巡らしただけだからな。
大阪のデパートで更地で駐輪機もないようなところは見たことがないので、正直この駐輪場を初めてみた時はかなり驚きました。
それはさておき、「聴く会」ではLPレコードでリヒテル演奏のムソルグスキーの「展覧会の絵」、毎月1曲ずつ聴いているドボルザークの交響曲のうち今月分である第8番などを聴く。
- アーティスト: チェコ・フィルハーモニー管弦楽団ノイマン(ヴァーツラフ),ドヴォルザーク,ノイマン(ヴァーツラフ),チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2010/08/18
- メディア: CD
- クリック: 6回
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このリヒテルの演奏は、「ソフィアリサイタル」などと呼ばれ、リヒテルの演奏の中でも屈指の名盤らしい。なんでも今年はリヒテルの生誕100年にあたるらしく、そのLPも再度CDの廉価盤で発売されるようだ(↑はそのリンクです)。
ウィキペディアの「展覧会の絵」の項目にも単独で段落が立てられるほど重要な演奏であるらしい。
(Wikipedia内で音楽が聞けることも今日知った)
従来のものは中古でもそこそこのお値段がついている様子。
えっ、おまえリヒテルを知ってたのか?って?
も、もちろん、知らなかったよ。おっさんが知っている(知っていた)ピアニストといえばブーニンだけです。
「聴く会」の他のメンバーの方3名さんは、『「キエフの大門」に入る前は溜めがなく一気にスッと入っていくほうが好きですね』とか『ドボルザークは9番が有名だが、8番の方が好きだ』などと話しておられるのですが、おっさんはポッカーン状態でした。
幸いにも、『9番といえば「新世界」ですね』という当てずっぽう発言が一応正解だったようでチラリと参加している気分になる。
ただ、不思議なもので会の翌日、出勤のために起きると、NHK-FMでリヒテルの特番「リヒテル変奏曲」を放送していたのには偶然すぎて驚いた。
NHK 番組表 | リヒテル変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~ -第3変奏-
新たな知識を得ると従来なら素通りしていたことが意味を持つようになるのが面白いところですね。