Amazonのプライムビデオで「ダウントン・アビー」のSeason1を見始めました。
まだ第3話までしか見ていないのですが、これはかなりハマりそうです。
タイタニック号が沈没した1912年4月に物語の幕が開き、そのタイタニック号にダウントン・アビーの所有者、グランサム伯爵の継承順位1位と2位のジェイムズとパトリックが乗船していたことが、物語の舞台となるダウントン・アビーに波乱を呼ぶことになります。
限嗣相続制なる聞き慣れない用語が出てきます。
時代は全く違いますが、鎌倉幕府の御家人が、相続により領地が細分化され幕府に対してうまく奉公できなくなったり、経済的に困窮していったようなことが起こらないように、財産を分割せずに特定の一人に相続財産を集中させる制度だと思えばいいのでしょうか。
貴族制を徹底的に没落させるであろう第一次世界大戦まであと二年。
この戦争によってイギリス自体も大きく斜陽化していくので、このあとどうなるのだろうかとドキドキしますね。
このドラマの時代からたったの100年しか経っていないのに、「本当の紳士は職業を持たない」とか理解し難い台詞が登場したりして、いまのわたしの持っている常識で、歴史上の人物の気持ちを推し量ったりすることが、いかに無謀なことか改めて知らされますね。