P.104 寿永二年七月に平家一門が西走し、八月に皇子・尊成(たかひら)が僭皇ではあっても一応天皇に擁立されると(後鳥羽天皇)、通親は夫の能円法師に置き去りにされた皇子・尊成の乳母の藤原範子に接近し、心細く生活している範子を妻に迎え、かつ彼女が…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。