「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

ミツワオーロラ

先日、ウェブで次のようなニュースを見かけました。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000257-sph-horse


マックイーンの娘、乗馬から繁殖へ…奇跡の血が蘇る

スポーツ報知 7月31日(火)8時2分配信

 

 昨年の3冠馬オルフェーヴルに、今年の皐月賞ゴールドシップ。「父ステイゴールド×母の父メジロマックイーン」の組み合わせから、2年連続でクラシックホースが生まれた。生産界にとっては、まさに黄金の配合。北海道新冠町の大栄牧場(浜口寛社長)は、生産馬で一度は手放したメジロマックイーン産駒のミツワオーロラ(牝10歳)を探し出し、繁殖として乗馬クラブから買い戻した。ステイゴールドとの種付けも、無事に成功。“奇跡の血”を求めたストーリーが動き出した。

 乗馬から繁殖へ。ミツワオーロラは、大きな使命を背負って、生まれ故郷である大栄牧場に帰ってきた。メジロマックイーンを父に持つ繁殖牝馬ステイゴールドを交配すると、驚くほど高い確率で活躍馬が出現する。浜口寛社長(63)は、乗馬になっていた生産馬を買い戻すという、極めて珍しい策を講じた。「マックイーンの牝馬は、たくさんいるわけじゃない。何とか戻したかった」。現在、繁殖として登録されている父メジロマックイーン牝馬は、わずか58頭。今年の2歳世代では、25頭が子供を送り出しているにすぎない。

 ミツワオーロラは、02年5月19日生まれの鹿毛馬。現役時代は、美浦・二ノ宮厩舎に所属したが、6戦未勝利で引退した。メジロマックイーンの産駒全体の成績がいまひとつだったこともあり、オーナーは繁殖入りを望まなかった。そこで二ノ宮調教師は、分場として利用していた千葉のドリームファームへ従業員の乗馬用として預け、その後は、乗馬クラブを転々としていた。 手を尽くして“娘”を捜した結果、3月に神奈川県内の乗馬クラブ「クレイン」にいることが判明した。「たとえ見つかったとしても、血統証がなければ再登録もできない。幸い、この馬の場合、JRAで保管してあったので助かった」と浜口社長。すぐに、買い戻しのオファーを出した。 種付けシーズンも、終盤に差しかかるところ。すぐにでも連れ戻したかった。しかし、クラブでは人気の高い乗馬として活躍。ゴールデンウイークまで、予約がビッシリ埋まっていた。牧場に戻ってきたのは、5月10日のことだった。

 次の作業は、ステイゴールドとの交配だ。しかし、今度は、肝心の相手が予約殺到でふさがっており、けい養先のビッグレッドファーム明和からは、何度か断られた。それでも、ダービー当日の5月27日に種付けすることができ、受胎も確認。来年の4月27日に出産する予定となっている。ミツワオーロラは現在、受胎で膨らんだおなかを揺らしながら、放牧地で日々を過ごしている。「ステイゴールドの産駒は小柄な馬が多いけれど、母は骨量があるので、いい子が生まれるんじゃないかな。なんとか無事に生まれて、出世してくれればいいね」と浜口社長。黄金の配合を巡る“冒険”から、素晴らしい未来が導き出されることを期待している。

 ◆大栄牧場 1959年創業。繁殖牝馬23頭、従業員5人の中規模経営の牧場。主な生産馬は、スマートギア(12年中日新聞杯)、ゴールデンダリア(10年新潟大賞典)、ミツワトップレディ(02年クイーンS)、ブリリアントロード(99年新潟大賞典新潟記念)、ダイワオーシュウ(97年菊花賞2着)。

 ◆ステイゴールド 94年生まれのサンデーサイレンス産駒。重賞4勝。01年12月の香港ヴァーズでG1制覇を遂げ引退した。

 ◆メジロマックイーン 87年生まれの芦毛の名ステイヤー。90年菊花賞、91、92年天皇賞・春などG1・4勝。

 

 

ちょうど、競馬を見だしたころのスターホースメジロマックイーンの血が一頭でもたくさん残れば、本当にうれしいです。メジロマックイーンを実際にこの目で見たのは、結果的に現役最後のレースとなった、京都大賞典だけなのですが、その年のジャパンカップの勝ち馬となった、レガシーワールドをものともせぬ完勝ぶりに、

 

「ああ、これで秋のGⅠはマックイーンが全部勝つだろう」

 

とうれしさに 胸を躍らせたのを懐かしく思い出します。 4コーナーよりの古いスタンドで大声を出して応援しました。本当に懐かしい。 結果として、メジロマックイーンは次走の秋の天皇賞前に故障して引退したのですが、無事に出走していれば、秋の天皇賞も、ジャパンカップも、有馬記念も、きっと勝利してくれていただろうと、いまだに信じています。本当は親子4代天皇賞を制覇してくれるような牡馬を輩出して欲しかったのですが、残念ながら、そうはなりませんでした。

 

 

まあ、昨年の三冠馬オルフェーヴルやその兄ドリームジャーニーを通して、メジロマックイーンの血は、多くのサラブレッドに受け継がれていくと思うのですが、それでも、乗馬になっていたミツワオーロラが繁殖に上がってくれるのは、とてもうれしいもんです。

 

 

とはいえ、ダビスタにも飽き、 実際の競馬でも、サンデーサイレンス系一色の競馬に呆れるやら飽きるやらで、 競馬とは縁遠くなっているのですが、 うれしさにブログを書いてみました。

 

 

2017年1月30日:改行修正、語句追加