NHK-FMの「きらクラ!」に小沢健二がゲスト出演していたので、月曜朝の再放送を聴いてみた。
クラシック音楽の番組なので、「叔父である小澤征爾の話が主に出るのかな」と思っていたら小澤征爾の話も出たけど、叔父の友人である作曲家、武満徹の話を複数回していた。
叔父が世界的な指揮者というだけでもおっさんなんかの想像を超えてますが、その友人として武満徹って世界がどんな世界なのか、おっさんなんかはまぶしくて直視できない感じがします。
小沢健二が登場した頃、おっさんはまだ若者だったのですが、友人と競馬場にいったときになぜか小沢健二の話になり、「おじいさんが右翼の大物なので、その方面からの攻撃を心配しなくていいねん」みたいなことを友人が話してました。
そのおじいさんというのは、小澤開作のことだと、小澤征爾の甥であることを知って、やっとわかりました。
まあ、おっさんが小澤開作を直接知っているわけでは当然なく、満州国関連の本を読んでいる中で名前を覚えたわけなんですけど、一番印象深いのは「キメラ」かな。
小澤開作が同じく満州国に関わっていた陸軍軍人の板垣征四郎と石原莞爾の「征」と「爾」を取って息子に「征爾」と名付けたのは有名なお話で、Wikipediaにも書かれてますね。
小沢健二の血縁でおっさんがもっと驚いたのは、小沢健二が下河辺孫一の外孫だったこと。
オザケンファンの友人によると「親戚の牧場で馬が走っているのを眺めて過ごしたというようなエッセイを読んだことがあるな」と言ってましたが、おっさんが下河辺牧場が名門牧場でスティールハートを導入した中心的な生産者であることを説明すると、感心しつつもちょっと引いていたような感じがします。
この曲は、小沢健二がおじいさんの下河辺孫一が亡くなったときに捧げた音楽だそうです。
おっさんは小沢健二がニューシングルをリリースしたからといって、ときめく層ではないので、まあなんとなく思ったことを書いてみました。
いちおう、録音もしたけどまた聞くことがあるのだろうか。
3月1日:誤字修正、余計なお世話ながらリンク追加