「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

イエティの正体記事に思う

先日、ネット上で興味深い記事を見かけました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/577249/

根深誠さん「雪男の正体はヒグマ」 イエティ伝説に終止符打つ  ヒマラヤの山岳地帯で現地調査を行ってきた、青森県弘前市の登山家、根深誠さん(65)が、ヒマラヤ雪男(イエティ)の正体を、チベットヒグマとする調査結果をまとめた本「イエティ」を出版した。  1951年、英国の探検隊は、撮影した未確認の動物の足跡から雪男の存在を発表。別の探検隊が、現地の言い伝えを基に想像図を描いた。東洋の神秘的なイメージも手伝い、爆発的に世界へと広まった。  現地の民族はヒグマの存在を知らず、雪男の存在を信じていた。ヒグマが雪男の正体だと気付いていた登山家もいたが、「信仰を壊したくない」と公表しなかったという。根深さんは「これで伝説に終止符を打った」。

という内容のもので、 世界で最も有名なUMAのひとつ、イエティの正体が解った!!と言って、 ドキドキするというよりは、 大好きなヒマラヤに関連する記事ということで興味を覚えました。 というのも、 「イエティ」という言葉を使うシェルパ族のいるエベレスト街道には、 行ったことがありませんが、 ポカラからアンナプルナ山系のトレッキングに行ったことがあり、 ヒマラヤ山脈とそこに住む人々に親近感を持っているからです。 10_27a.jpg 10_13a.jpg 10_35a.jpg 親近感というよりは、 この赤茶けた、水の少ない、実りの少なそうな大地を、 我慢強く耕す人々に尊敬の念を抱いていると言ったほうが近いように思います。 写真には収められなかったのですが、 風が強いこの地域で、風よけの石積みの壁が作られた畑の中を、 一頭の牛にスキを牽かせ、 一緒に懸命に作業する中年の男性の姿を眼にしたときの感動は、 本当に忘れられません。 不信心な僕ですが、 もしも世界のどこかに神様が実在するのなら、 このヒマラヤの大地ではないかと勝手に思っています。 根深さんについては、より詳しい記事が東奥日報のWEB版あったのでリンクしておきます。 根深誠さんの手記は16分割されて、かなり詳しい記事です。