「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

真贋不明?銀貨の身体測定をする

1枚目、レオ12世メダル

 

 

直径 39.6mm、重さ 22.42g、厚さ 2.1mm

体積 2585.11立方ミリメートル≒2.585立方センチメートル

比重 8.6 (真鍮の比重が8.45なので真鍮製かな?)

 

「LeoXII silver coin」で検索した結果、以下のサイトが出てきました。

https://www.etsy.com/au/listing/1729119030/1825-pope-leo-xii-italy-vatican-papal

 

googleさんに翻訳してもらったところ、「素材真鍮」とのこと。

素人測定ながら、比重はいい線いってました。

 

 

 

2枚目、ベトレン・ガーボルのコイン

 

 

直径 45.4mm、重さ 28.22g、厚さ 2.2mm

体積 3.559立方センチメートル

比重 7.9 (真鍮8.45か錫7.31か、素材はそのあたりなのでしょうか?)

 

「Gabriel Bethlen silver coin」での検索の結果、eBayでの本物の販売を見つけました。

 

www.ebay.com

 

 

 

3枚目 フランツ・ヨーゼフ1世のコイン

 

 

 

ちなみにこの人物は、メクレンブルク大公のフリードリヒ・フランツ2世。でオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世ではありませんでした。

 

直径 30.4mm、重さ 10.17g、厚さ 1.5mm

体積 1.088立方センチメートル

比重 9.3 (本物は900銀なので比重は10.3)

 

本物と裏面の模様がちょっと違うなと思い検索を続けたところ、

AliExpressで288円で銀メッキのコピーコイン(おっさんの持っているものと同じ模様)を見つけました。

 

https://ja.aliexpress.com/item/33015202682.html?gatewayAdapt=glo2jpn

 

はあ、こんなマイナーなコインも鋳造でコピーを作ってるんですね。感心しました。

 

 

 

4枚目、アウグスト3世のコイン

 

 

ちなみにこの人物もポーランド王アウグスト3世ではなく、バーデン=バーデン辺境伯ルートヴィヒ・ヴィルヘルムでした。

 

 

ちゅうか、なんで人物説明が間違っているのかわからん。

わざと人物説明を間違って、「検索したらわかることを見分けられないお前はアホ」と解らせるためなのかな?

 

直径 30.4mm、重さ 10.36g、厚さ 1.7mm

体積 1.233立方センチメートル

比重 8.4 (これも真鍮:比重8.45かな)

 

 

本物(と思しき物)はネットで300ドルで売られていました。

 

www.ebay.ca

 

 

 

5枚目、光緒元寶

 

 

直径 39.4mm、重さ 26.86g、厚さ 2.5mm

体積 3.046立方センチメートル

比重 8.8

 

 

こいつ、表と裏で図柄が5°ほど傾いていることに身体検査中に気づきました。なので贋作なのは間違いないと思うのですが、持ったときの重量感が半端ないので、品位は低いにしてもなんぼか銀が入っているといいな、と欲をかいたりします。

 

 

中国のコインは、いま猛烈な勢いで中国の人が買い戻しているらしく、偽物を本物の銀で作ってもプレミア分利益が出るとのことで、本物に見せかけるために銀を使っていないかな?と思う次第です。

 

 

そんなわけでヤフオクで購入したコインは散々だったのですが(あと2枚残っているけど)、2月に大阪である「おおさか大収集まつり」という貨幣関係のイベントが、日程的に行けそうなので楽しみにしています。