まず堺に住んでいる父親の顔を見に行きました。
なぜかLINEで連絡しているのに、SMSで返信してくる父。
自宅に着くと、
「お前のメールアドレスに送信しようとしているのにエラーが出る」
というので確認してみると、
メールのアドレス欄に「父です」と打ちこんでいて、
「父です@gmail.com」なんて表示になっている。
いちおう打ちこむところがそこじゃないと説明したけど、
既読ついたら読んだ=生きているとわかるからそれでいいよとフォロー。
帰省した際に父に幾ばくかの金銭を渡しているのですが、そこからおっさんの給料よりも父親の年金の月額の方が多いことを知り、ショックを受けました。
ついでにいうと、貯金額も父親の方が多かったです。
はっきり言っておっさんの労働には大した金銭的意味がないと判明。
その後、新世界に移動して、中学以来の友人と再会(ちゅうことは35年以上友達やぞ)。
寿司食べて、串カツ食べて、次の目当てのそば屋が閉店もしくは移転していたので、もう一軒なんばの居酒屋になだれこみました。
先年亡くなった同級生の話とか、お墓の話とか、人生の週末に関わるエピソードが多く、おっさん自身の人生の残り少なさを再確認しました。
三軒目の居酒屋で隣のお客さんに話しかけられ、その方の技術者としての以前のお仕事ぶりを拝聴したのですが、その方が
「浜辺美波さんとか本田翼さんとか(あともう一人女優さんの名前を出されたのですが忘れてしまった)の話をしても、(同年代の)周囲の人が誰も知らない」
と嘆かれたのが一番印象に残りました。
おっさんと友人が串カツ屋で見かけたボーシッシュなかわいい女の子の話をしていたので、「こいつらは、おんなじエロ中高年や」と目をつけられたのかもしれませぬ。
その後、まっすぐ帰ればいいのに、ジュンク堂書店に行き、赤ら顔で書棚を物色。酔っぱらって本屋に行くと、おっさんを避ける人の群れが見られて、おっさんはけっこう楽しんでいます。
酔った勢いで「民主と愛国」(6,930円)を買ったろか!と思ったのですが、文庫化されているのを知らなかった「『キング』の時代」を発見して、そちらを購入。
なんばウォークのコーヒーショップに入って赤ら顔のままアイスコーヒーLをお供に読み出したところ、ものすごく面白い。
著者の「言論統制」がものすごく面白かったので、本屋で目にすれば買うようにしています。
「テレビ的教養」とか「メディアの流言史」も買いたい。
「友人とは職場の外出制限が厳しくなっていなければ年末に会おう」と同窓会的な忘年会の約束をして別れたのですが、どうも第8波が来ているようで、この年末には再会を果たせそうにありません。
11月12日:誤字修正