近頃、職場の入所者さんの一人がスマートフォンを購入しました。
で、その入所者さんの求めに応じて、Twitterのアプリをインストールして、Googleアカウントと連携させたら、とあるTwitterアカウントが出てきたので、
「前にアカウント取ってたんですね」と告げたら、
「わたしじゃないです。こわい。でも・・・アカウントのプロフィール画像はわたしのだ。どうなってるの?」
との返答。
プロフィールの自己紹介もその入所者さんぽいし、DMのやりとししている相手もうちの施設の他の入所者さんぽいし、どう考えてもこの方のアカウントだと思うんだけどな。
その後、
「Twitterが乗っ取られて動かなくなりました」
「画面上にわたしの電話番号、年齢、好きな言葉が表示されて、保険を契約しますという画面になりました」
「タップしていないYouTubeの動画が勝手に流れます」
などなどの訴えあり。
で、その画面のまま持ってきてくれたら、まだいいのですが、
「そうなりました。本当です。わたし、そんな嘘つかないです」
とのこと。
もう一休さんの
「暴れる虎をしばりますので、では屏風から出してください」状態です。
先日、早出のときにもそういう訴えがあり対処したところ、同僚から「おっさんさん、職員が少ないときは断らないと、他の入所者に不公平感がうまれます」と言われるも、「そうやって一顧だにせず流すから、おっさんともう一人の男性職員にばかり、そういった相談を持ちかけるのでは?」と思ったり。
そもそも、この人にスマホを持たせるべきではなかったのではないかと思うのですが、もうどうしようもないわな。
乗っ取っている相手に特定の人を思い浮かべている様子なので、なにもしこんでいない状態のスマホを遠隔操作して、そういった不正な処理をできるのは、ものすごい技術のある人しかできないと思うので、「誤操作ではないか」と言ってみても、また「わたしはそんな嘘つかないです」という話に戻ってしまうので、噛み合わず。
おっさん自身も「うわー、これほどOSとかアップデートとかアカウントとか話が通じないのは初めてや」と疲れている状況。まいったなーという感じです。