おっさんが先日、ついに最後の1枚だと書いた介護福祉士実務者研修の勉強。
添付した写真のタイトルが「医療的ケア」となっていることに気づかないまま、今日も朝から課題を解いていました。
冒頭から「たんの吸引」で終わりの方までざっと目を通しても「経管栄養」とか、介護側から見れば、勝ち取った?的内容なんでしょうけど、おっさんとしてはとても疑問です。
本来、医療でおこなってきたことなら、別に介護に譲ったり、両方できるとかあいまいなことにせず、医療者を長期的な計画に沿って、人員を増やせばよかったんじゃないの?
高齢社会になることなんか、かなり前から予想されていたことで、本当に国民(高齢者)の健康を大事に思うなら、お金をかけて医師なり看護師なりを量的に拡大できるように育成して、医療でおこなえばよかったと思う。
それを「数がたくさんいる介護職員でまかなおう」とか「医療従事者を大量に養成するには金がかかる」とか奇妙な理屈をつけて、介護職員がおこなうのは本質的に間違っていると思うんよね。
どうしても介護職員がやらなあかんのなら、向学心のある介護職員が看護師になるための勉強をしやすいような制度を整える(おっさんは向上心がないのでパス)とかすればよかったように思うけど、全然そんな動きはないっぽいし、
小手先の安易な弥縫策でまかなおうとするところが、いかにもこの国の貧乏な感じが如実に現れていて嫌な感じです。
「防護服が足りない」から代わりに「かっぱを集めた」某維新と同じ臭い。
貧乏くさくてうさんくさい。
ともに命にかかわることなのに、「まあ、これで良いんじゃね?」ぐらいにしか思っていないセコさが垣間見えます。