「まなさんと一緒」の日々

一緒に暮らしている、猫のまなさんとの日常を記していきたいと思います。

仕事を辞めようと思って辞められなかったお話

先日、職場の連絡帳に

 

「外注の厨房の職員(1名)に週1回抗原検査を実施します。

 8時に出勤なので夜勤職員にて対応してください」

 

なる文言が。

おっさんの勤める施設では、現在和歌山県外から通勤している職員には週に一回抗原検査を実施しています。それは法人の規則なのでまあしゃあない。

 

 

しかし、おっさんの勤務する施設では7時45分に朝食を食堂にて提供するので、ちょうど朝食の誘導がこの抗原検査と時間がかぶるし、その前後も車イスその他誘導の必要な人が複数名いるので、食前、食後はともに忙しい。

 

 

それに食事中もテーブルを回って朝食後薬を配薬せねばならん。

昼食や夕食は職員が5名以上は配置されている食前、食後の誘導を、朝食は3人でやっているのに、それに加えて、抗原検査をする時間があるのか?

 

 

抗原検査に手を取られて、事故や、配薬が遅いとかの苦情があった場合は、ちゃんと管理職が責任を持って対応してくれるのか?

 

 

それに医療職でない介護職員のおっさんなど夜勤職員が本当に精度のある抗原検査を実施できるのか?

 

 

仮に実施できるとして、この県外から勤務している職員がコロナウィルス感染症に感染していたとして、それが検査をしたおっさん達に感染した場合、これは労災になるの?

 

 

だいたいそういう危険にさらされて、それに見合うような給料をもらってないんですけど。

 

 

それをさも「やって当たり前やろ。早朝に看護師配置でけへんし」みたいな態度で、連絡帳で通知してくる管理職や、厨房を管理している栄養士にクソっ腹が立って、

 

「仕事辞めたる!!!!!!」

 

となって、先日の夜勤明け施設長に「1月31日を最終出勤日にして退職します」と言おうと思ったのですが、言えなかった。

 

 

もう辞める気満々で、職場の連絡網のLINEグループからも退会したのに、「このご時世、50歳過ぎたおっさんにすぐに仕事が見つかるやろか」と思ったら、言えませんでした。

 

 

でも、職場の言う通りに県外への外出どころか、県内での飲食や外出も控えてきたのに、職場で専門でもないのに感染のリスクにさらされるなんて、職場で人材としてまったく大事にされていないんだな、と実感。

 

 

所持している福祉の資格を活かして、転職しようと心に誓いました。

 

 

まあ転職自体は、そろそろだなと自分でも思っていたのですが、突発的な退職では次の就職で今より給料をアップさせることが難しいかな、と思ったので、ここは耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、年収の上がる転職をしようと思います。