先日、職場でちょっとした煉獄さんの話題になり、中途で放り出していた「鬼滅の刃立志編」をまた視聴し始めました。
○リンクは検索で出た適当な回です。
で今は「無限列車編」の途中なのですが、全体的な話自体はよくできた話だなと思いつつ、主人公竈門炭治郎の「心はどこまででも強くなれる」とか妹の禰豆子との「絆」とか、部分部分はおっさんには、けっこう辛く思えます。
おっさんはうつ経験者なので、「心はどこまででも強くなれる」なんて台詞は、いまは普通に聞けますが、うつ状態の時にもし聞いたら自責して落ちこんだだろうなと思います。
あとは妹の禰豆子との「絆」が強調されるたびに、おっさんの母親がおっさんが中学生の時期に高額の借金を作って逃げちゃったこととか、いまのおっさん自身が自分の娘さんに二度しか会ったことがなく、娘さんから見れば最低な父親だろうなとか、けっこう厳しいものがあります。
おっさん自身は大人なので笑いに変えて生きていくことができますが、娘さんは大人の事情で当たり前にいて不思議のない父親がいなくて、辛いことも多いだろうななんて思ってしまいます。
おっさん自身も「母親が借金作って逃げるだなんて、おっさん自身も金銭にだらしなくてだめな人生を送る遺伝子を持ってるんだ」と自分の血を厭わしく思ったことが幾度もあるので、あまりに「絆」がプラスの評価だけをくだされていると、「ふーん」と心の中で少し距離をおいてしまいます。
まあ、そんなことも思いつつ、「鬼滅の刃無限列車編」の視聴を楽しみます。