「ドクター・ノオ」を見たあと、職場の食堂にて「007」の話をする。
もうすぐ最新作が公開されることを話していたところ、主演のダニエル・クレイグの名前が出てこず考えこんでいると、「ロジャー・ムーアやろ」との声が入所者さんより飛んでくる。
「ロジャー・ムーアは3代目で、もう6代目やで」
「ところでロジャー・ムーアはまだご存命なのかな?」と話したところ、
「生きてるわ!!!」
とものすごい語気で返答があったのですが、2017年に亡くなっとるやないかい!
うちの入所者さんの話が全く当てにならないのはいつものことなんですが、あまりに自信あり気だったので、信用したのですがおっさんがバカでした。
それはさておき。
「ロシアより愛をこめて」。
タチアナ・ロマノヴァ役のダニエラ・ビアンキのキュートさを誉めまくりたい気持でいっぱいなのですが、前回誉めまくってるからなあ。
前回
イスタンブール観光と見せかけて、タチアナから暗号機「レクター」についての情報を聞き出すシーン、ボンドが構えている二眼レフカメラと見せかけた録音機、「ローライなのかな?」と思ったら「ローライフレックス」らしいです(wiki内に記述あり)。
拳銃はワルサーPPK(ドイツ製)、
カメラはローライフレックス(ドイツ製)、ってこいつ実はドイツの二重スパイなんじゃないのか?とあらぬ疑いをかけたところで締めくくりたいと思います。
実際のところ、ドイツと戦争状態になりライカが入ってこなくなった各国でライカ型カメラのコピーが開発されることになるので、カメラ(レンズ)でドイツ製品が選ばれていたとしても、まあ不思議はないですね。
しかし、いまやフィルムカメラも珍しい存在。
ほぼ50年ですっかり絶滅危惧種みたいになったカメラですが、いまのスマホで撮る写真や動画も50年経つと「こんなもん使ってたんやって」と思われるようになるんだろうな。